「 軟便対策 」一覧

“お元気手帳・覚え書き編”(5)

◆今日のテーマ◆
~ラピ蔵の三種の神器:ビムロン~

いわゆる経口インターフェロンです。
これは、健康食品ではなくお薬なので、うかつな説明は書けません(^-^;)。こちらを参照してください→「ビムロン/天然型ヒトインターフェロン-αを低用量で経口投与する世界初の新薬。副作用がみられず、薬剤残留の心配がない」

最近は、ようやくビムロンもメジャーになってきたみたいで、子猫の風邪なんかにも積極的に使って、とても良い効果をあげている病院もある一方で、まだまだ地方の病院では、扱ってくれない所も多いです。

ビムロンが承認される前、ラピは注射のインターフェロン(インターキャット)を受けてました。インターフェロンの注射を長く続けていると、耐性ができてしまうとか、本ニャンの免疫力が落ちてしまうとか、肝臓に負担がかかるとか、そう言われていることは、私達も知っていました。コロナ撃退に有効かどうかさえ、証明されているわけじゃないことも。

それらの不安を全部主治医にぶつけた上で、軟便を治すまでという目標で、回数、頻度なども常に話し合いながら、注射を受けてきました。でも、このビムロンのことをニャン友先輩からいち早くお聞きして、主治医に相談したところ、先生は、導入に懐疑的だった院長を説得し、メーカーの勉強会に二度も出席してくださって、ラピへの治療に取り入れてくれました。

粘膜から吸収され、直接免疫系に働きかけるので、口腔粘膜に触れるように与えること(歯茎に粉を塗り塗りしたりしてもいいのですが(^-^;)、ストレスにならないよう、ウチではフェロバイトみたいな口当たりの良いジェルを薄~く指に伸ばして、そこに粉をくっつけて舐め舐めさせてます♪1回量は、吹けば飛ぶような微量です)。
湿気にとても弱いので、乾燥剤と共に密閉容器で保管(できれば冷蔵庫で)することなど、細かく指導してくださいました。

そして、ビムロンを使い始めて1ヶ月。ラピはかりんと職人に成長し、コロナウイルス抗体価は、どーんと一気に二段階下がったのです。

副作用の無い薬なので(副作用が無いと言われている所以は、上記のリンクページに飛んでみてください)、今も、東京の主治医と頻度を相談の上、ラピに与えてます。

何故、東京の主治医と??

実は、今の主治医先生。しっかりした技量と経験の持ち主で、信頼に足る先生だと思ってますが、インターフェロン反対派(正確には、コロナの治療にインターフェロンを使うことに懐疑的)なのです。もちろん、ここでいうインターフェロンとは、従来の注射型のこと。
ビムロンのこともご存知ないようでした。

そうなんです。
ビムロンは体内への薬剤残留のない点で、従来のインターフェロンとは全く性質が異なっているのに、同じインターフェロンと名前がつくだけで、偏見をかっている面が少なくない気がします。
それだけの理由で、取り入れようとしない獣医師が少なくないのは、とても残念だと思います…。

ビムロンのことを、いち早く教えてくださった、ニャン友先輩と、勉強会に二度も出て、きちんとした裏付けのもとラピへの導入をしてくださった先生に、ここで改めて感謝します。ラピ以外にも、先生の患者さんで、ビムロン投与を初めてコロナ抗体価が改善した子が何ニャンかいるとお聞きして、とっても嬉しいです(*´∇`*)。

ちなみに(またかい)、最近のユルPサイクルが始まって、ビムロン投与の頻度を上げました(もちろん東京の主治医と相談の上)。ラピの免疫力の底上げが、絶対いい方向に向くと信じていますvv
※注:ただし、ビムロンは、あくまでも免疫力をあげるお薬であって、コロナの特効薬というわけではありません。


“お元気手帳・覚え書き編”(4)

※このシリーズは、あくまでも我が家のラピの健康管理の記録であって、一般論として書いているわけではないことを予めお断りしておきます。薬、サプリ、食事の効果は、猫さんによって様々です。また、専門用語の使い方が微妙に違っていたり、主治医やアドバイスしてくださった先輩のお話のリライトが、多少ニュアンスが違っていたとしても、大筋で逸脱していない限りは;;、目をつぶってやってくださいませ~<(_ _;)>

◆今日のテーマ◆
~ラピ蔵の三種の神器:ビープロン~

いわゆるプロポリスですにゃ。

昔、人間用プロポリスを母達が使っていたことがあったけど、お水に解こうとしても油みたいにぷかぷか分離しちゃって、飲みづらかった~(++)。
これは、すごく飲みやすく処方されてるのが特徴vv。ラピルナは、ウエットご飯に混ぜちゃうけど、そのまま飲める子もいるらしい。

お薬じゃなく健康食品だから、あまり大々的に効果を掲げたりするのはいけないんだろうけど(^-^;)、 プロポリス自体の作用は、いろいろ研究されていて、抗菌、抗ウイルス作用、抗炎症作用、抗酸化作用、 鎮痛、局所麻酔作用、組織賦活、組織再生作用、制ガン作用、副作用抑制作用などと言われてます。

ラピの場合、これを止めると覿面だな~っと思うのが、血ウンP。

子猫時代、何ヶ月も続いた血ユルP(なまなましい(; ̄ー ̄A)が、三日で止まったのは、やっぱりおからの力だけじゃなく、ビープロンの影響が大きかった気がする。

標準的な与える目安量は、成猫さんで1日1cc。ラピの場合1日2回あげるから、血ウンPっぽい時は、やや多め(10滴前後)、完全に血ウンPが止まってる時は、やや少なめ(5滴前後)って感じで混ぜてあげてる。

ここ1年は、安定期だったから、やや控えめ量でずっと続けてたけど、こないだの血ユルPの時、量を多めにしたら、ユルさはともかく、出血は数日で止まったし….(´▽`)ほっ

とにかく、実感優先として、これはやめられないです。
副作用の心配のあるものではないので、健康維持の為、調子の良いルナにも与えていますvv。

ちなみに(ちなみにって多くない??/笑)、正式なデータを載せたページとかを紹介できるワケじゃないんだけど、ある信頼できる筋からの情報では(^-^;)、猫さんのコロナウイルス撃退に関しては、アガリクスよりもプロポリスの方が効果的と言われ始めているらしいです。(らしい…で、ごめんなさい<(_ _;)>)


“お元気手帳・覚え書き編”(3)

◆今日のテーマ◆
~ラピ蔵の三種の神器:おから~

ラピの去勢前に試した、最初の手作りご飯シリーズ??は、信頼しているペットフード専門店の店長さんからのアドバイス通りに試みました。

ポイントは、最初の3日くらいを芋粥(白米とサツマイモのおかゆ)だけで過すこと。
その一番の目的は、腸を休ませてあげること。でんぷんと水分だけのご飯なので、腸にあまり負担をかけることなく、その子の腸の水分吸収能力をみることが出来るという理屈。
たいていの子は、この芋粥を試すと、いいウンPが出るそうです。

頑固な軟便っこのラピも、現に、い~いウンPが出た!!!

その子の腸に水分吸収能力がしっかりあるとわかったら、次は、食材を何か一つ加え、OKなら、また次の食材へ…。崩れたら、芋粥からやり直し。という風に、徐々に食べられる食材を増やしていくわけです。(ただ、このやり方、お米に食物アレルギーがある子は、最初の時点でつまづいちゃうのが難だけど…)

実は、店長からは、サツマイモの代用として、おからという選択もあるって言われてたんだけど、おから系トイレ砂を愛用しているラピに、おからの味を覚えさせるのが怖くて(; ̄ー ̄A、この時は、お芋をチョイスしたのでした。

この後は、あれやこれやと食材を増やしていっても、グッドウンPを維持してたラピだけど、私達自身、自分達の手作りご飯では、充分な栄養バランスを与えてあげられないことを自覚してたんで、いろんなメーカーのフードを試しながら、一番ウンPの崩れないリプリーズランチのカリカリに落ち着きました。

が、発情をきっかけにして再びユルPになってしまったラピくんが、去勢手術後、再トライした手作り食の時には、思いもかけない落とし穴が…(><)。

術後、別ニャンのように食欲が増し、食べることが生き甲斐(^-^;)みたいになってしまったラピは、少量の芋粥なんかじゃ満足できなかったのニャ(ノω・、)。もうその頃は、おいしいササミやお魚の手作りご飯を経験した後だしねぇ;;;

芋粥一日で、ラピがノイローゼみたいになっちゃったんで、二日目からは、ごくごく普通の手作りご飯に変えてスタート。
その中途半端さのせいか、前回みたいに、ぱきっとした効果が出ない…。

そんな時、あるキャットクラブの代表の方とお話するチャンスに恵まれ、ご自身のアビにゃんが軟便を克服した経験をもとに、勧めて頂いたのが、おから&ビープロンでした。

水分が無くなってパラパラになるまで煎ったおからを、食事量の5%ほど混ぜてみる。要は、高繊維食ってことですのニャ(サプリなんかでも繊維補給できるものがあるけど、この時点で母達は知りませんでした(^-^;))。

で、ビープロンと同時に始めて、三日でパーフェクチv(≧▽≦)v

ラピの軟便は、高繊維食の方が効果がある(注:同じユルPでも、その逆のパターンの子もいます)ってことは、カリカリ選びの時から実感してたけど、ラピには、おからの繊維がすごく合ってたみたい。

まぁビープロンと同時に始めちゃっただけに、どこからどこまでが、どっちの成果かはハッキリわからないんだけど(;´▽`A。でも、その後1年以上、煎ったおからマゼマゼをしてきて、たまにうっかりして、おからを買い忘れたりした時は、明らかに不安定になるのが分かったから、やっぱり今のところ、ラピには必需なんでしょう。

ちなみに、おから系トイレ砂を、食べてしまうのではという母ちゃん達の心配は、杞憂に終わりました(; ̄ー ̄A