【覚え書き】
水曜日に健康診断に行って来たりゅうぴょん。膀胱炎の症状(頻尿)が出始めているために、抗生物質を飲む事にはなったけど、それ以外はNO問題だった。現に、病院から帰った後も、次の木曜日も絶好調。トイレ以外でしてしまうちっこの回数も1回に減った。
金曜日の朝。いつものようにペレットを食べ、ケージの外のトイレでちっことウン●を少しずつして、またケージに戻ったりゅう。その行動はいつもと変わらないけど、どこか元気がない。と思ったら、しばらくしてトイレ引きこもりが出ちゃった(><)。
それは、膀胱炎が一番辛い時にみせるポーズ。これをさせたくなくて、早めに健康診断に行ったのに、間に合わなかったのか(;_;)。
ただ、一昨日から投薬も始めているし、トイレ引きこもりは、たいてい2時間~長くても3時間もすれば終わって、後はケロっとしていることが多いので、今日もそうであってくれますように…
が、この日のりゅうは2時間経っても3時間経ってもトイレから降りる様子なし。それどころか、顔つきがどんどん辛そうになってきている。お昼過ぎの時点で、午後一番(=3時)の受診を決めたけれど、家を出発する頃には、りゅうの体温がいつもより低くなっているのがすごく心配だった。
病院で触診をしてもらうと、痛みの場所は、膀胱付近ではなく胃腸付近らしい。胃腸にガスがたまってお腹が張っているのが明らかということで、詳しく診るためにレントゲン検査を。この時りゅうぴょん36度7分。38度後半~39度台が平熱といわれるうさぎさんにとって、それは命の危険さえある、低体温。
結局、レントゲンの結果、今回のトラブルは膀胱炎ではなく、「食滞」だということがあきらかになった。
腸の途中で食べ物が流れなくなり、胃腸の動きが鈍りガスが発生。それがまた胃腸の動きを阻害する。うさぎさんは、腸を動かすことで体温を生産しているので、腸の動きが止まれば、それは即命の危機に関わるような低体温をひきおこしてしまう。
いろいろ持病を抱えていた、桃とまりんだったけど、亡くなった日の直接の原因は、この「食滞」だった。桃もまりんもそうだったように、食滞のほぼ9割以上が、前触れもなく突然起こるという。(ふたりとも、たまたま信頼していた主治医がオフの日に食滞を起こし、他の先生に診ていただいたけれど、助からなかった…)
現主治医のお話しによれば、食滞の治療は、まずは痛みのコントロールが大事で、痛みが治まれば自分から食べ物を食べ、それがきっかけで、また腸が動き出す事も多い。りゅうも、この時の受診で、痛み止め入りの皮下輸液をしてもらった。が、りゅうの元気のない様子から、帰宅後も食欲が戻らなかったときのことも想定し、先生と相談。受付時間ギリギリの7時まで待っても食べなかったら、再度病院に連れて行き、入院させることになった。(病院でなら、必要に応じて、輸液や胃腸の動きをうながす注射などの処置をしてもらえる)
帰宅後、輸液と痛み止めの作用か、少し目に力が戻ったりゅうだったけど、いっこうに食べる様子はなく、結局再び病院へ…。
これがもし老衰などで命が危ないというなら、このまま自宅に..とも思ったかもしれないが、入院さえすれば、してもらえる「処置」がある以上、こんなことでりゅうぴょんを逝かせるわけにはいかない。
7時に病院に行ったときは、体温は7度3分まで上がっていた。それでもうさぎさんの平熱にはほど遠い;;。いつも食べている牧草とりゅうの好きな野菜も一緒に預け、一晩りゅうを先生にお任せすることに。
りゅうを預けて戻った我が家。うさ部屋のケージは空っぽ。何故かウチの中が静まりかえって感じる。夕ご飯に起きてきたソマリーズも、りゅうが居ないのでみんな動揺してる。
家族がみんな揃っていること。当たり前のありがたさ、尊さをつくづく感じる瞬間。りゅうぴょんは絶対に帰ってくるからね。みんなで待っていようね。
ソマリーズに言い聞かせながらも、母ちゃん達も内心はかなり動揺していた。「先生、夜1本電話くれるって言ってたよね。でも、ちょうど私がりゅうちゃんを遊ばせてる時間帯に電話かかってきそうだから、りんぽぽ電話に出てね」
そう言ってから、自分の言ってることの矛盾に10分以上気づかなかったしゃおさん;;;。
神様に祈り、桃とまりんに祈り、ご先祖様にお願いし、胃がキリキリするような数時間を過ごす中、先生からの電話が…。
胃の張りが少しとれて、柔らかくなってきているという。まだ全然食べ物は食べないけれど、張りがとれてきたのは良い兆候で、状態も安定しているとのこと。
先生の明るい声に、少しだけ肩の荷が下りた気がした。
そして、今朝8時。「触診した限りでは、胃腸の状態はさらに良くなっているようなので、後でレントゲンを撮って大丈夫そうなら退院させましょう」と。元気が出たりゅうぴょんは、スタンピングしたりして、ご立腹モードだそう(;^-^A。
11時に再度お電話があり、「レントゲンを撮ったところ、腸が流れ出したのがはっきり確認できたので、お家にお返しします。食べないのは多分、病院にいるからだと思いますよ。すごくイライラして怒ってるようなので(←ココ強調)」と( ; ̄ω ̄)ゞ
すぐに病院にお迎えに行き、レントゲンを昨日のものと見比べながら詳しい説明をうけ、体温も8度8分まで戻っているということで、晴れてりゅうぴょんのご帰還となりましたvv。(この後は、先に出ていた膀胱炎の抗生剤と、食欲を増進させる内服薬での自宅療養)
ウチに帰ってからのりゅうは、ケージに入るなり「おうち~☆」って感じで、すごく満足そうな顔(*´∇`*)。
さすがに、一度胃腸機能がすっかり落ちてしまった後なので、いつものガンガン食いには遠く及ばないけど、牧草やペレットもポソポソと食べはじめているし、ちっこも出ているし、小さいながらもウン●もきちんと出ているので、一番危ない局面はもう脱したよね。
あとは回復あるのみだね、りゅう!!!
いつものむしゃむしゃカバ食いが出るまで、この後もしっかりケアするから頑張ろうね!!!
先生、適切な処置でりゅうを救ってくれてありがとう…!!!。
神様、桃まりん、ご先祖様、りゅうを守ってくれて、ありがとう…!!!
心配してくれたにゃんずも、今日からはいつも通りの我が家だから安心してね(*^-^*)。
病院から帰った直後のりゅうぴょん
ちょっと疲れが出てるけど、今日は大好きな我が家でゆっくり寝て
しっかり回復しようね
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