「 お元気手帳 」一覧

“お元気手帳・覚え書き編”(6)

◆今日のテーマ◆
~サプリメント:プロバイオティクス~

軟便小僧だったラピに、母達が与えてあげたいと思ったサプリは、大きく分けると二つの流れ。
一つは、腸の状態を良くするもの。もう一つは、免疫力をアップするもの。(後に、メンタルケアっていうのも入ってくるんだけど、それは今度においといて)

腸の状態を良くするものというと、すぐ思い浮かぶのは、乳酸菌。あ、今は、乳酸菌って単純に言わなくなったか;;。きちんとプロバイオティクスって言うのが主流になってきてるよね。

【プロバイオティクス→抗生物質のように菌を殺すのではなく、腸内菌叢のバランスを改良し生体に良い影響を与える生菌のこと】

病院でも、検便の結果、腸内細菌バランスが崩れてると、プロバイオティクス系の薬(サプリ??)を出してくれるところが多いと思う。ラピも、最初は、病院でいただいたビオフェルミンを常用してたけど、はっきり言って、これが全然効いてる気がしない(; ̄ー ̄A。

なので、途中からは、ディーンズの「プロバイオテック+パウダー」とか、アークナチュラルズの「ジェントルダイジェスト」とか、もっとマイナーなメーカーのものとか、いろいろ試してみたけれど、これまた効いてる気がしない;;;。

それで、ラピに手作りご飯を指導してくれたペットフード専門店のマニアックオーナーに、「ちゃんと効く乳酸菌ください」って相談したら、「ちゃんと効く乳酸菌なんてありません(笑)」と(゜Д゜;)。

店長曰く、「猫の胃酸は人間と比べてめっちゃ強いから、プロバイオを入れても、ほとんど腸までは達しません。少なくとも自分の考えでは、現在市場に出回っているプロバイオティクス系サプリで、効果が出るものは無いです。だから買わなくていいですよ」と*o_ _)oバタッ

確かに、効いた感じがしないのは、実感してたけどさ~( ̄▽ ̄;)。

店長の話では、人間用プロバイオティクスサプリで、顆粒の一粒一粒を胃でとけない特殊なカプセルに包んだタイプがあるけれど、それならば、猫の胃酸でも、数パーセントは腸まで到達するんじゃないかって。(ただ、それも薬局で買って試してみたけど、何となく~なんだかな~って(;^-^A)

結局、買わんでいいっていう店長にしつこく食い下がって(笑)、「アミノコンプレックス/ダイジェストサポート」をゲットした。これは店頭独自の企画で開発した、プロバイオティクスとプレバイオティクス(=腸内の有用細菌のみを増やしてやるオリゴ糖などの物質)と酵素(酵素については又別の回に)の作用がバランスよく配合された総合消化酵素サプリ。

ちょうど、最初の手作り食を始めた時だったからかもしれないけど、確かに手応えはあった!!。が、このサプリの最大の欠点は、かなりマズいのだ~(>_<) ラピも頑張って続けてはいたけど、ど~ゆ~ワケか、途中からあまり手応えを感じられなくなってきた;;;。 ずっと頼ってきたサプリだし、迷ったんだけど、効き目が落ちたのに、まずいのを無理に食べさせるのは可哀相だと思って、他のものに、乗り換えすることにした。 次に試したのは、乳酸菌生産物質系サプリ。つまり、プレバイオティクス。 良い菌を直接入れても胃酸で死んでしまうのなら、腸に、良い菌の栄養になる物質を届けて、良い菌たちに腸で増えてもらいましょうって考えかたですにゃ。 最初、某メーカーの液体タイプを頼んだら、これがもう開けた途端に、鼻が曲がる程のにほい;;;。使うのを断念して、今度は、お粉のタイプに(ソフィアというショップで扱っている「乳酸菌生産物質」←ストレートなネーミング( ̄m ̄〃)) これは、わりと手応えありって感じで、かなりの期間使ってました。 途中から、アークナチュラルズのジェントルダイジェスト(←プロバイオ)と併用したら、これまた、いい感じ~☆。 なのに、ある日突然、これも手応えがふっつりと....(-_-;) 今は、巡りに巡って、ディーンズの「プロバイオテック+パウダー」に(結局最初にもどった感じ;;;)。子猫の頃、ぜ~んぜん効かないじゃんて言ってたサプリに、手応えを感じてみたり;;;。 もう一度、ダイジェスティブサポートに戻したい気もするけど、くせのあるディーンズでさえ嫌がらずに食べるラピが、ダイジェ入りご飯はホントまずそうな顔するのが辛いのよ~(T-T) 私達は、ど素人なので、本当に素人考えでしかないのだけど、プロバイオティクス系サプリって、お腹の弱い子には、理論上ものすごく必須なもののはずなのに、イマイチ手応えが薄い;;;。そして、やや手応えのあるものも、長期間続けてると、効き目が突然落ちてくる...気がするんです。 母ちゃんが、ユルPや便Pの時、ビオフェルミン飲むと、す~ぐ治るのに、なんでかな~;;; 猫さんのプロバイオ道は、険しい~(>_<)


“お元気手帳・覚え書き編”(5)

◆今日のテーマ◆
~ラピ蔵の三種の神器:ビムロン~

いわゆる経口インターフェロンです。
これは、健康食品ではなくお薬なので、うかつな説明は書けません(^-^;)。こちらを参照してください→「ビムロン/天然型ヒトインターフェロン-αを低用量で経口投与する世界初の新薬。副作用がみられず、薬剤残留の心配がない」

最近は、ようやくビムロンもメジャーになってきたみたいで、子猫の風邪なんかにも積極的に使って、とても良い効果をあげている病院もある一方で、まだまだ地方の病院では、扱ってくれない所も多いです。

ビムロンが承認される前、ラピは注射のインターフェロン(インターキャット)を受けてました。インターフェロンの注射を長く続けていると、耐性ができてしまうとか、本ニャンの免疫力が落ちてしまうとか、肝臓に負担がかかるとか、そう言われていることは、私達も知っていました。コロナ撃退に有効かどうかさえ、証明されているわけじゃないことも。

それらの不安を全部主治医にぶつけた上で、軟便を治すまでという目標で、回数、頻度なども常に話し合いながら、注射を受けてきました。でも、このビムロンのことをニャン友先輩からいち早くお聞きして、主治医に相談したところ、先生は、導入に懐疑的だった院長を説得し、メーカーの勉強会に二度も出席してくださって、ラピへの治療に取り入れてくれました。

粘膜から吸収され、直接免疫系に働きかけるので、口腔粘膜に触れるように与えること(歯茎に粉を塗り塗りしたりしてもいいのですが(^-^;)、ストレスにならないよう、ウチではフェロバイトみたいな口当たりの良いジェルを薄~く指に伸ばして、そこに粉をくっつけて舐め舐めさせてます♪1回量は、吹けば飛ぶような微量です)。
湿気にとても弱いので、乾燥剤と共に密閉容器で保管(できれば冷蔵庫で)することなど、細かく指導してくださいました。

そして、ビムロンを使い始めて1ヶ月。ラピはかりんと職人に成長し、コロナウイルス抗体価は、どーんと一気に二段階下がったのです。

副作用の無い薬なので(副作用が無いと言われている所以は、上記のリンクページに飛んでみてください)、今も、東京の主治医と頻度を相談の上、ラピに与えてます。

何故、東京の主治医と??

実は、今の主治医先生。しっかりした技量と経験の持ち主で、信頼に足る先生だと思ってますが、インターフェロン反対派(正確には、コロナの治療にインターフェロンを使うことに懐疑的)なのです。もちろん、ここでいうインターフェロンとは、従来の注射型のこと。
ビムロンのこともご存知ないようでした。

そうなんです。
ビムロンは体内への薬剤残留のない点で、従来のインターフェロンとは全く性質が異なっているのに、同じインターフェロンと名前がつくだけで、偏見をかっている面が少なくない気がします。
それだけの理由で、取り入れようとしない獣医師が少なくないのは、とても残念だと思います…。

ビムロンのことを、いち早く教えてくださった、ニャン友先輩と、勉強会に二度も出て、きちんとした裏付けのもとラピへの導入をしてくださった先生に、ここで改めて感謝します。ラピ以外にも、先生の患者さんで、ビムロン投与を初めてコロナ抗体価が改善した子が何ニャンかいるとお聞きして、とっても嬉しいです(*´∇`*)。

ちなみに(またかい)、最近のユルPサイクルが始まって、ビムロン投与の頻度を上げました(もちろん東京の主治医と相談の上)。ラピの免疫力の底上げが、絶対いい方向に向くと信じていますvv
※注:ただし、ビムロンは、あくまでも免疫力をあげるお薬であって、コロナの特効薬というわけではありません。


“お元気手帳・覚え書き編”(4)

※このシリーズは、あくまでも我が家のラピの健康管理の記録であって、一般論として書いているわけではないことを予めお断りしておきます。薬、サプリ、食事の効果は、猫さんによって様々です。また、専門用語の使い方が微妙に違っていたり、主治医やアドバイスしてくださった先輩のお話のリライトが、多少ニュアンスが違っていたとしても、大筋で逸脱していない限りは;;、目をつぶってやってくださいませ~<(_ _;)>

◆今日のテーマ◆
~ラピ蔵の三種の神器:ビープロン~

いわゆるプロポリスですにゃ。

昔、人間用プロポリスを母達が使っていたことがあったけど、お水に解こうとしても油みたいにぷかぷか分離しちゃって、飲みづらかった~(++)。
これは、すごく飲みやすく処方されてるのが特徴vv。ラピルナは、ウエットご飯に混ぜちゃうけど、そのまま飲める子もいるらしい。

お薬じゃなく健康食品だから、あまり大々的に効果を掲げたりするのはいけないんだろうけど(^-^;)、 プロポリス自体の作用は、いろいろ研究されていて、抗菌、抗ウイルス作用、抗炎症作用、抗酸化作用、 鎮痛、局所麻酔作用、組織賦活、組織再生作用、制ガン作用、副作用抑制作用などと言われてます。

ラピの場合、これを止めると覿面だな~っと思うのが、血ウンP。

子猫時代、何ヶ月も続いた血ユルP(なまなましい(; ̄ー ̄A)が、三日で止まったのは、やっぱりおからの力だけじゃなく、ビープロンの影響が大きかった気がする。

標準的な与える目安量は、成猫さんで1日1cc。ラピの場合1日2回あげるから、血ウンPっぽい時は、やや多め(10滴前後)、完全に血ウンPが止まってる時は、やや少なめ(5滴前後)って感じで混ぜてあげてる。

ここ1年は、安定期だったから、やや控えめ量でずっと続けてたけど、こないだの血ユルPの時、量を多めにしたら、ユルさはともかく、出血は数日で止まったし….(´▽`)ほっ

とにかく、実感優先として、これはやめられないです。
副作用の心配のあるものではないので、健康維持の為、調子の良いルナにも与えていますvv。

ちなみに(ちなみにって多くない??/笑)、正式なデータを載せたページとかを紹介できるワケじゃないんだけど、ある信頼できる筋からの情報では(^-^;)、猫さんのコロナウイルス撃退に関しては、アガリクスよりもプロポリスの方が効果的と言われ始めているらしいです。(らしい…で、ごめんなさい<(_ _;)>)