3月以来、とりざたされているペットフードのリコール問題ですが、事態はさらに悪化の一方へ….(><)。今度はドライフードもです;;;。
まずは、このニュースを見てみてください。
犬ニュースゼロワン「リコールペットフードからプラスチック原料検出」
ここでリコール対象になったのは、ヒルズの「猫用 プリスクリプション・ダイエット m/d」。体調に問題のある子が、健康になるのをサポートするはずの処方食が、我が子の健康を蝕むなんて…。
前回の殺鼠剤にしても、今回のメラミンにしても、フードの原料の一部である中国産小麦グルテンに混入していたっていうことなんだけど、問題になっているメニューフーズ社以外だって、中国産小麦(もしくは中国産小麦グルテン←このへん詳細不明)を使ってるところはあるんじゃないかと思う。原料の産地については、問い合わせをしても、通常「企業秘密」として教えてくれないから、何ともいえないけど…。
(※ちなみに、日本ヒルズに電話で問い合わせした方が「日本語表記されているm/dには、問題になった中国産小麦は使っていないので、リコール対象外です」というお返事をいただいたという書き込みは、某掲示板で見ましたが…)
さらに、アイムスは、ユーカヌバブランドのドライフードに、猫に対して認められていないピコリン酸クロムを添加していたことで、FDAから警告を受けるという事態も….。
さらにさらに、今回のリコール問題とはまた別件で、ロイヤルカナンが、ビタミンD3過剰添加により、処方食の一部をリコールしていたことも判明。
これらのニュースについては、ニャン友さんのブルースターさんが、とても分かりやすく記事をまとめていらっしゃいますので、是非、そちらをご覧ください。(ブルースターさん、続報のこと教えてくださって、ありがと〜<(_ _)>)
ブルースターさんのブログ「for My Soul Love Russianblues!」
こないだから、ルナっちに食べさせているウォルサム(ロイヤルカナン処方食)の減量サポート(T-T)。我が家にあるのは、リコール対象となっているロットではないけれど、正直、もうあげる気にはなれない….orz。
もともと、ロイヤルカナンについては、すごくいいフードだと思ってるんだけど、発ガン性のある防腐剤BHA(人間の食品に使うことは禁止されている、ガソリンなどの酸化防止剤)を使っていることが、常に心の中に、しこりとしてあった。ただ、にゃんこにとってとても大事な栄養素である、蛋白質の含有量が高いことと、ウンPの安定性がよいことの二点は、ロイカナの大きな長所だと思ってる。(発ガン性のある防腐剤を使ってるのはロイカナだけってわけでもないしね;;)
防腐剤を全くいれていない、酸化しやすいナチュラルフードよりは、少量の防腐剤を入れて安定させてあるフードの方がむしろ安全だという説もあって、フードジプシーに陥った猫ママ達が(ウチもだけど(;^-^A)、結局ナチュラルフードをさまよった挙げ句、ロイカナに戻ってくるという話もよく聞く。
実際、信頼しているペットフード専門店のマニアック店長でさえ、「長年にわたって全世界の飼い主から指示されている実績と、流通の安定性を考えれば、ロイカナは悪いフードとはいえない」って言っていたし…。
でも、今度のビタミンD3過剰添加は、全然別問題だよね(><)。
カナダでロイカナ処方食がリコールされたのは、去年2006年の3月のことだったらしいけど、その時って、日本で何か言われました??。公式発表みたいなものがあれば、気が付いたと思うんだけどな〜(-"-;)。
ロイカナだけじゃなくヒルズにしてもそうだけど、大手だから、長年飼い主たちに指示されているから安心。なんてこと、もう全然言えなくなっちゃったよね….。自分でニュースソースになった記事を見たわけじゃないけど、海外のニュースを翻訳された方のブログを見たら、ネイチャーズレセピーやホリスティックレセピーで知られるデルモンテ社も、猫用おやつとドッグフードなどをリコールしたとか;;;。
でも、デルモンテ社って、今回のメニューフーズ社の問題で、当社は今回のリコール問題に関係していません(リコール対象外です)宣言を出しているリストの中に入ってるよね(;^-^A。じゃあ、このリストって、安全宣言リストっていうわけでもないわけ??
もう何度も言いすぎた言葉だけど、心底「何を食べさせればいいの〜(><)」って叫びだしたい気持…。
でも、そんなこと言ってる場合じゃない。とにかく、ご飯を食べさせないワケにはいかないのだから( ̄▽ ̄;)。
自己防衛の第一は、やっぱりこういったニュースに敏感になることなんだと思う。そういう意味で、常にフードやサプリメントについて熱心に情報収集&実践されているブルースターさんには、本当に素晴らしいと思う。猫さん達への深い愛情はもちろんだけど、新しい命を送り出す“ブリーダー”さんとしての責任感に、すごく心を打たれます。
もちろん、ニャン友さんの中にも、いつも役に立つ情報をいち早くアップしてくださる皆さんも多くいらっしゃるし、日々のブログ巡りだけでも、本当にいろいろなことを教えていただいてるな〜って実感です(><)。
フードに関するもう一つの自己防衛として、我が家が以前から心がけているのは、1種類のご飯、一つのブランドに偏らないようにすること。具体的には、手作りとウエットとドライの3種混合で、なおかつ、ウエットは毎日違うブランドのものを、ドライは、1にゃんにつき2〜3種のものをmixしてあげるようにしてる。
でも、事態がこうなってくると、それでも不安だったり…(´・ω・`)。
100%完全手作りで栄養バランスを整えていける自信がないし(ちゃんとされてるママもいるのに、努力不足(><))、せめて、もう少し、手作り食の割合を増やして、市販のフードを減らしたい…。
お腹が丈夫な子なら、ドライも、5種類くらいmix(ないしローテーション)させたいくらいだけど( ̄▽ ̄;)、ラピ達のお腹で、そこまでのmixご飯大丈夫かな〜;;;。
悩みは尽きないけど、グダグダ言ってても仕方ない。少しでも良い方法(ましな方法??)を考えて、実践するしかないよね。
とりあえず、今ウチで子供達にあげているフードについては、日本の代理店等に問い合わせをしたけど、不安があるママさんパパさんは、それぞれ、問い合わせをしてみられたらいいかも…。安全性に対する、飼い主の意識が高いことをメーカー側に知らしめるのは、悪いことではないと思うから。
結局、我が子の健康を守れるのは、ママパパしかいないんだもん(;´Д`)。
「ルキたんは、どんぶり飯に味噌汁かけた
猫まんまに興味がありまちゅよ♪」
※あるペットフード専門店のホームページに掲載されていた言葉です。
ペットのオーナー皆様・・・勘違いしないで下さい。ペットフードは食品ではないのです。あくまでも物品なのです。厚生省の定める食品の規制法や表示法とは全く異なるところでペットフードは位置付けられているのです。
・考えたことが有りますか?・・・400gの牛肉の缶詰がペットフードでは100円で買えてしまうのです。
・考えたことが有りますか?・・・赤く染まったペットフードが自然な色の訳ないのです。
・考えたことが有りますか?・・・柔らかいペットフードが腐らない・カビ生えない・虫もつかない事を。