明日、お世話になった霊園で、まりんの四十九日の法要をしていただくことになっている。
ウチの場合は、お骨を家においているため、スタッフの方から「できれば当日は、ご遺骨と遺影をお持ちくださいね」と指示をいただいた。
遺影….。まりんが一番輝いてる写真を使いたいと思って、PCのアルバムを見直していた。
ベランダ際では、ラピが熱心にルキを毛繕いしてる….。
ルナは、さっきから、うさ部屋のタワーですやすやネンネ。
りゅうも、朝から牧草をムシャムシャ食べて、今は満足のドテ寝。
子供達がくれる、満ち足りた時間。幸せすぎるひととき….。
でも、母ちゃん達は寂しいよ。
これでまりんが居てくれたら、我が家はパーフェクトなのに….。
りゅうも、ラピも、ルナも、ルキアも、本当に可愛い。
けど、まりんの代わりは居ない。
当たり前だよね。だからこそ、子供達は、ひとりひとりが、かけがえのない存在なんだもの。
よく、故人の魂は四十九日間こちらの世界にあって、お世話になった人達に挨拶まわりをして、それから本格的に、あちらの世界へと旅立っていくっていうけど….
まりんの魂も、そうなのかな…。
もし、そうだとしたら….。一生懸命エネルギーを使って、こっちの世界に残っていようなんて、しなくていいからね。
まりんが、一番、楽なように、楽しくなれるように、神様の導きに身を委ねてね…。
母ちゃん達は、いつも、桃とまりんに頼りすぎてた。「みんなを見守っていてね」なんて…。
だって、桃もまりんも母ちゃん達の子供なんだもの。見守ってもらうんじゃなく、私達が、虹の橋の君たちを見守らなくちゃダメなんだよね。
住む世界が違っても、子供達ひとりひとりにしてあげられること。
母ちゃん達は、いつも、それを考えて生きていくからね。
子供達から、もらっているものの方が、はるかに大きいな…