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まりんの1周忌と桃のお色直し

まりんが、突然に虹の橋へと引っ越してから、1年。

お葬式と四十九日法要でお世話になった「動物の森霊園」に、まりんの1周忌と桃の追善供養をお願いした。

桃の追善供養は、実は、桃ちんのお色直しのため。

桃は、5年前、東京の深大寺でお葬式をしてもらったんだけど、お骨(骨壺)は桐の箱に入れられ、それがオレンジ系の錦織の生地に包まれている。深大寺では、生地をこちらで選ぶことはできなくて、多分、女の子はみんな、その色の布地に包まれるらしい。

でも、桃のカラーといえば、ピンク。ケージにかけるファブリックも、身の回りの小物も、ピンクが大好きだった桃が、オレンジの衣装に満足してくれてるのか、ずっと気になっていた。

で、今回思いきって、まりんと色違いのピンクの生地の袋に、衣装変えすることにした。(「動物の森霊園」では、遺骨を入れる袋も数種類あって、我が子にぴったりのイメージのものを選ぶことができるのが嬉しい)

お揃いの水玉模様、ブルーとピンクで、ちょこんと並んだまりんと桃。その前には、受付のスタッフにも「可愛いですね〜!!!!」っと言っていただいた、ふたりの遺影をおき、法要が静かに始まった。

途中、お経の内容が、お葬式の時、四十九日の時と、少し変わっていることに気づいた。

そして、自分の心も…。

お葬式の時のお経は、胸もはりさけんばかりの悲しみのただ中にある、家族を慰めるため。

四十九日のお経は、まだこちらに残って家族と一緒にいたいという子供達に、もう虹の橋にのぼっていきなさい、と教えるため。

そして、1周忌のお経は、この世界に残った私達に、子供達への感謝の気持ちを忘れず、いずれ再会する日のために、人としてまっすぐに懸命に生きなさい…と

そう伝えていた。

家族として暮らしたことのない人にとっては、動物たちは、ちっぽけな存在、小さな命だろう。でも、彼らは、人を癒し、人の生き甲斐にもなり、人を強くし、人を成長させる。

去年のあの日が嘘のように、私達姉妹の脳裏には、もう微笑んでいるまりんと桃の姿しか浮かばなかった…。

厳かで、和やかで、穏やかな、家族だけの法要…。本当に、いい時間を過ごさせてもらった。

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1年前のこの時期。私達姉妹にとっては、今まで生きてきた中で、一番辛い時期だった。

生きていく上で、多かれ少なかれ、さまざまなトラブルは避けて通れないものだろう。それにきちんと対処できてこそ、大人だと思ってる。

でも、せめて、最愛の家族を突然に失った直後だけは、心の全てを我が子の見送りのために割いてやりたかった。

あの翌日届いたメールを、私達は一生忘れない。

新しい家族を迎えることに祝福をもらうことは、愛しい命の見送りに静かな時間をもちたいと願うことは、そんなにも高望みだったんだろうか….。

血を吐くような苦しみの中で、一時は、ルキアのお迎えも断念した。こんなにドロドロの心で、何よりピュアな存在である子猫を育てることはできないと…。

けれど、神様が決めた「運命」は、何よりも強い。

ルキアは私達のかけがえのない家族となり、今では、ルキアに巡り合わせてくれたのは、まりんと桃だと思ってる。

子猫を迎えようとしたから、まりんが亡くなったのだと、そんな残酷な揶揄を耳にしても、私達家族の絆は壊れなかった。桃、りゅう、まりん、ラピス、ルナ、ルキア。全ての子達が、神様に祝福されて、私達のもとに来てくれたのだから。

体が弱い中で、最期までがんばってくれた愛しいまりんの旅立ちを、優しい想い出と、静かな悲しみの中で見送る機会を、私達は永久に失った。

でも、私達は、もう揺るがない。

支えてくれたのは、同じように小さな命を家族としている、たくさんの友からの、温かいメッセージ…。みんな、まりんに優しい気持ちを贈ってくれて、本当にありがとう…。

まりん、桃。お母さん達は、いつか、あなた達と手を繋いで天国に入るため、人として、一生懸命生きていくからね。

あさましいプライドのために、自分の非を認められない人間や、人の基本的な悲しみを解らない人間には、なりたくない。

子供達のピュアな視線の前で、常に顔を上げていられるよう、まっすぐに、そして、人と小さな命たちに、優しく….。


HAPPY BIRTHDAY〜☆まりん

まりん、5歳のお誕生日おめでと〜!!!!(*´∇`*)

虹の橋でのお祝いに、母ちゃん達が駆けつけることはできないから、今夜はまりんの方から、降りておいで。もちろん、桃姉ちゃんと一緒にね。お友達もみんな誘って、パーティーをしにおいで。とりどりのお野菜を買ってあるよ。ドライフルーツの盛り合わせをオードブルにしよう。

本当は、5歳の誕生日、虹の橋じゃなく、ここで迎えさせたかったよ..。

いたらない母ちゃん達で、まりんを長生きさせてあげられなくて、本当にごめんね…。

4歳4ヶ月。

決して、長いとはいえない、うさ生だったけど、まりんはその全てで、母ちゃん達に笑顔をくれたね。だから、母ちゃん達、もう一度まりんと逢える日まで、涙をみせないようにするね。

今度逢える時は、神様が「永遠」っていうプレゼントをくれるから。そしたら、ゆっくりまりんに恩返しができるものね。もう、過ぎていく時間に追い掛けられることなく、楽しい日々を積み重ねていけるものね。

その時が来るまで、母ちゃん達、頑張ってまりんのお兄ちゃん、弟妹たちを育てていくからね。

桃姉ちゃんと仲よく、安心して、天の園で遊んで待っていてね。

今日は、まりんの好きな明日葉をどうしても見つけられなくて残念。明日葉って夏野菜だったっけ…。まりんの為に、しょっちゅう買っていた頃には、そんなことも意識したことなかったな。

この年、最初の明日葉を見つけたら、絶対に買ってくるからね。今日は、その代わりにハート型のニンジンでお祝いしよ〜

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まりん、愛してるよ。
この世に生まれてきてくれて
母ちゃん達の子になってくれて
本当にありがとう…。

百日の絆

今日、12月12日は、まりんの百箇日でした。
四十九日は、日曜日にあたったこともあって、家族で霊園に出向いてお経をあげてもらったんだけど、あいにく今日は平日。ここのところ仕事で多忙な母Bも休みをとれない状況なので、夜、自宅で小さなお線香をたてて、ぷち法要??をいとなみました。

ご飯とお水とおやつは毎日あげてるから、他に何をしていいか、思いつかなかったしね(;^-^A。毎日お話しもしてるから、とりたてて今日だけ、まりんに話しかけたとゆ〜わけでもなく、いつもと同じ、平穏で寂しくて温かい時間…。

ただ、一昨日、ちょっと不思議なことがあって、夜、ラピが廊下でじ〜っと上の方を見つめて、とっても優しい顔をしてた。毎日見えないものが見えちゃう“スピリチュアル”ルナっちと違って(>▽<;;、めったにそういう仕草をしない子だから、印象に残ったんだけど…。それから暫くして、りゅうちゃんの夜の運動を担当してくれた母Bが、猫部屋に戻ってくるなり、「今日、りゅうちゃんタワーの上に乗って、ずっと上の方を見つめてたよ〜」って。

もしかして、百箇日法要にむけて、一足早く帰省してたの??まり助(*´∇`*)。

人生80年といわれる人間と違って、わずかの年月をあっという間に駆け抜けていってしまう、小さな命たち…。

そのまま野にいれば、自由に走り周り、好きなところに行けるのに、小さな家の中で、小さな小さなケージに入れられ、朝晩の限られた時間だけしか、走らせてもらえない我が家のう〜さん達。一度も、お外の世界を知らず、冒険も知らず、のんびりと窓の外をながめているだけで一生を終える、我が家の猫さん達。

もしかしたら、私達は、彼らにとても残酷なことをしてるんじゃないかと思うこともある…。

この子達は、幸せなのかなって、不安になることも。

でも、昔、ムツゴロウさんが言っていた。野生の動物は、野生で暮らしていくための最低必要な感情しかもちあわせていない。それが、人間のそばで暮らすことで、彼らの心にどんどんヒダが刻まれ、嬉しいとか、楽しいとか、寂しいとか、豊かな感情をはぐくんでいく。その豊かな心と触れ合うことが、動物と一緒に生きる醍醐味だって。

どちらが幸せ、どちらが不幸なのかは、実際に、彼らに聞いてみないとわからないことだろう。

でも、野生の子には野生の子の喜びがあり、お家の子にはお家の子の喜びがあると信じたい。

自由を放棄させてしまった代わりに、絶対的な安全と、出来うる限りの快適な環境を、子供達に贈りたい。私達と居ることで、心を育くんでくれたのだったら、小さなその心が、喜びに踊るような瞬間を、一緒に重ねていきたい。

まりんとりゅうは、とても仲良しだった。野生に暮らす、種類の違う雄うさぎさん同士が、ぺるぺるしあったり、体をよせあって眠ったりするだろうか…..。

それは、まりんとりゅうが育んだ、心の豊かさ。

私達は、いたらない母だったけど、毎日りゅうと体を寄せ合って毛繕いしていたまりんは、りゅうのおかげで幸せだったと思う。りゅうぴょん、ありがとうね…。

今まで一緒に暮らしてきた家族を、捨てる人達には、もっともっと真剣に考えてほしい。

その子達は、あなたと一緒に暮らしたことで、心にいっぱいヒダを刻んで、豊かな感情を育んできたのに、その豊かな心をもったまま放置されることが、どんなに残酷なことか分かっていますか….。豊かな心をもったまま人間に捕らえられ、殺されることの残酷さを分かった上で、捨てているんですか….。

母ちゃんがそんなことを考えている時も、ふと見れば、いつもと変わらず、のほほんと爆睡してる、子供達。

君たちは、幸せですか…。

幸せだニャンとも、幸せだピョンとも返事は返ってこないけど、いつも見せてくれる、あの愛らしい笑顔を、その答えと受け止めてもいいかな。

母ちゃん達は、君たちと巡り逢えて、君たちと一緒に暮らせて、とってもとってもとってもと〜〜〜〜〜〜〜っても、幸せだよ。ありがとう…。

「時間」は、これからも確実に家族を別つだろうけど、そんなものには負けない強い絆を育んで、いつか神様の元で、家族全員揃って、大所帯ファミリーで暮らそうね….!!!

***まりん&ルナっち***

これは、去年の初夏のころ。
ちびルナっちは、うさ部屋の出入りを許されるようになったばかり。
ちょっと緊張しています(*´艸`)

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るな:「お兄ちゃん、よ、よろちくでちゅ〜」
まりん:「可愛い妹ができたぴょん♪」

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仲良しの(*^・^)チュ♪

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まりん:ムシャムシャばりばりハグハグハグ
るな:「すごい迫力でちゅ〜;;;」

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まりん:「牧草は、豪快に食べると美味しいんだぴょんvv」