一年前の今頃…

こんな風に肌寒くなってきて、厚手のジャケットに袖を通すと、去年の今頃のことを思い出す。 
ソマリにゃんに惚れ込んで、探して探して3ヶ月。毎日のようにネットに目を凝らしたり、休みのたびに姉妹でペットショップを訪れたり、でも、なかなか運命の子に巡りあえず、焦っていた日々。 
そんなにソマリが欲しいんだったら、その時出逢ったベビソマリのどの子でも、とっとと決めてしまえばいいのに~って思われそうだけど、う~ん;;;、なんていうか、口ではうまく説明できない“こだわり”みたいなものがあって…(;^-^A。 
 
そりゃ、どの子を見たって、大好きなソマリのチビニャンなんだから、可愛くないわけがない!!!。でもでも、一度決めたら、長いおつきあいになる大切な家族。この子は、本当に桃に選ばれて、我が家にくる運命の子猫なんだろうか…そんな風に思うと、なかなか最終決定にまでは至らず…;;; 
 
ラピと出逢ったのは、その頃だった。本当は他のペットショップに二匹のソマリにゃんを見に行く予定だった日に、急遽別のショップから電話をもらって、足をのばしてみると、そこにラピが居た。 
結構大きなショップで、可愛いワンニャン達が、ガラス張りのケージの中で遊んでる。ソマリの子猫はどこだろう…と探してる時、その展示ケージよりもずっと奥の方に、又別のケージがあるのに気づいた。その中に、信じられないくらい可愛い子猫が!!!!。え??え??もしかして(ドキドキ)もしかしたら(バクバク)あの子のことかな(ワクワク)でもでも、もしあの子のことじゃなかったらどうしよう(ハラハラ)だってだって、あの子がいいよ~~~!!!!(ビビビビビ!!!!) 
 
私達が欲しかったのは、この感覚なのだ。顔立ちや毛色とか、そ~ゆ~選択ともまた違う…しいて言えば、一種の“ひらめき”。心の芯が揺さぶられる感覚。桃もりゅうもまりんも、そうやって家族になったから。そして、みんな本当にいい子達で、幸せな巡り会いだと思えるから。 
 
ところが、この運命の子猫ちゃんは、出逢ったときから一筋縄ではいかないハプニング王子。翌日にでも迎え入れたかった私達の気持ちとは裏腹に、軟便の為に2週間もショップに足止めをくう事に…( ̄◇ ̄;)。 
 
逢いたくて、顔を見たくて、心配で、早く母達のことを覚えてもらいたくて、それからは一日おきに往復2時間かけて、ペットショップのある等々力まで通いつめた日々。そろそろ夜風が冷たくて、帰りにあったかいラーメンと炒飯と餃子食べて帰ったっけ(笑)。 
 
いったいいつ軟便が治るんだろうって、ちょっと神経参りながらも、迎え入れる日を夢見て、通い続けた2週間。今夜の肌寒さに、その時の何とも言えない気持ちが甦って来た。 
 
ラピのいなかった去年の今ごろと、ラピの居る今。 
母さん達は、ラピと出逢えて、本当に幸せだよ~

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