強く生きるということ

ソマリーズクイズの答え合わせに、たくさんのコメントありがと~ございます(*´∇`*)。皆さんのいろんな見分け方を教えていただいて、母達もとっても楽しませてもらってます(*´艸`)。今度は母ちゃん達もそうやってラピルナルキアを見分けてみるか~(笑)。

各賞の抽選会や残念賞については、数日中にアップさせていただきますので、お待ちくださいね。

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実は今日、お友にゃんとの突然のお別れがありました。

ソマリーズクイズにも参加してくださったぬこさんの愛息子お~ちゃんが、FIPとの闘いを終え、「ふわふわのくに」へと旅立ったんです。

私はお~ちゃんとぬこさんの闘いっぷりを、ブログを通じてずっと見守らせていただいてきました。FIPと診断されてからも、ぬこさんはひるむことなく、今できるであろう最善の医療、最善のケアを模索し、実践されてきました。そして、お~ちゃんは、ママの想いにしっかりと応えるかのように、熱のある体で毎日毎日、可愛くやんちゃな姿をふりまいてきたんです。

男の子なのに可愛いワンピがすこぶる似合う、スイートボーイのお~ちゃん。見る人誰をも幸せにしてしまう、お茶目なお~ちゃん。でも、その真の姿は最強の戦士でした。

お~ちゃんがFIPとがっぷり四つに組んで83日目の旅立ち。ママは愛する我が子に「82勝1引き分け。圧倒的勝利」という言葉を贈りました。

私は、その一言に、ママの想いのすべてを見た気がして、涙が止まりませんでした。旅立ちのわずか20分ほど前まで、一生懸命ご飯を食べて、ごろごろ喉をならしてママを幸せにさせていたお~ちゃん。

お空へのお引っ越しが、敗北であるわけなどないんです。

ぬこさん。ぬこさんは、時々お〜ちゃんのことを、愛情こめて「頑固者」って呼んでたけど、私から見たらあなた達はとっても似た者親子です。

決して諦めない根性と、自分の信じたことに全力を注ぐ姿。そして、自分が苦しいときでも、周りへの思いやりを忘れない限りない優しさ。

本当にそっくり親子だよ。

お~ちゃんはぬこさんの誇り、そして、お~ちゃんにとっても、そんなママと一緒にいられたことが、誇りであり幸せだったと思います。

最強の戦士と、最強の戦士を育てたママに、心からの敬意を贈ります。

私もお〜ちゃんの見守り隊ができて幸せでした。お〜ちゃん、一休みしたら、また戻って来て、やんちゃな姿見せてね。その日を待ってるからね。

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ブログが広まって、猫ママ猫パパの交流がとても盛んになっている今、FIPという病名を耳にしたことのないママパパは、まずいないと思います。致死率の高い恐ろしい病気だという認知も高まってきているでしょう。

でも、この病気の発端が、ネココロナウイルスへの感染だということはご存知でしょうか。ネココロナウイルスはどこにでも存在するウイルスで、ほとんどの猫さんは、このウイルスへの感染の経験があると言われています。

一度も風邪をひいたことのない人間がほとんどいないように、たいていの猫さんがネココロナウイルスに感染します。でも、多くの子は、自分の免疫力でそれを退治してしまい、本当にわずかのパーセンテージの子にだけ、FIPは起こるのです。

不運にもFIPを発症してしまった子達の家族だけが、孤独の闘いを進めるのではなく、たくさんのママパパが、いつ自分の愛猫に同じことが起こってもおかしくないのだという意識をもって、有効な予防法や治療法を求める声をあげることが、今は有効なワクチンもないこの病を封じ込める、最初の一歩になるような気がしてなりません。

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『強く生きるということ』へのコメント

  1. 名前:くうまま 投稿日:2009/06/02(火) 23:30:24 ID:9c12900b3

    ぬこさんのブログ拝見しました。
    静かに、静かに涙が流れました。
    強さということ、優しさということ、そして、かけがえのない命・・・
    短い時間の中で色んな事を考えました。
    精一杯生きることの強さ、美しさを感じました。
    お~ちゃん、どこにいてもぬこさんを見守っていてくれるでしょう。
    一緒に強く生きてくれた大切なママですもの。

  2. 名前:Chocolat 投稿日:2009/06/02(火) 23:32:50 ID:14ef17460

    FIPで虹の橋へ旅立つニャン、本当に多いですよね…。
    闘病生活も大変ですし、旅立ったニャンを見ると、
    「もう苦しまなくていいんだよ~」と声をかけたくなりますよね。
    本当に恐ろしい病気ですし、少しでもニャンの命が助かるような
    予防法や治療法が確立されることを願わずにいられませんね。

  3. 名前:ねねママ 投稿日:2009/06/02(火) 23:55:37 ID:4ebca36c5

    りんぽぽ師匠こんばんは
    ブログのほうには初めてお邪魔致します。

    ぬこさんとお~ちゃんは立派でしたね。
    似たもの親子。ぴったりです。

    ねねの大切な戦友と思っておりましたので
    喪失感で一杯ですが
    私の気持とは別に
    ほんとうに二人の病気とがっぷりよつの闘いは敗北という言葉が当てはまりません。

    82勝1引き分け。圧倒的勝利!

    誇り高い言葉ですね。
    FIPが一刻も早く克服できる病気になること
    またお~ちゃんがぬこママと、再び会える日が来ることを
    祈りたいと思います。

  4. 名前:ノア 投稿日:2009/06/02(火) 23:59:10 ID:267bf8623

    私もノンみるが来る前のネコをFIPで亡くしています。ドライタイプのFIPでした。
    明日が1歳の誕生日という前日に大きな発作がきて、その姿は見えない敵と勇敢に戦っているようでした。
    小さな身体がゴムマリのように大きく弾み、怪獣のように大きな唸り声を上げ・・正直、とても恐怖を感じました。
    今思うと、なぜその身体を抱きしめてあげられなかったのかと残念であり、心残りです。
    その大きな発作が過ぎたあと、抱きしめた身体はもう硬直がはじまっているかのように固かったのをこの腕が覚えています。

    おーちゃんのご冥福を心からお祈りいたします。

  5. 名前:Rinpopo 投稿日:2009/06/03(水) 18:02:19 ID:add0e2469

    *コメントありがとうございました*

    *くうままさん*
    本当にそうですよね
    しっぽ達、体は小さいけれど
    その中にどれほど大きな優しさと強さをもっているか…。
    人はしっぽ達と一緒に生きる事で
    より深い生を生きられるような気がします。

    お〜ちゃんの魂は、これからもずっと
    ママによりそっていきますよね

    *Chocolatさん*
    猫さんの病気、もちろんFIP以外にもたくさんあるけれど
    現状、完全には予防ができないことや根治の治療法がないことなど
    FIPが、にゃんこの家族にとって
    憎き病であることに間違いないですよね。
    獣医学の発展を、私も切に切に願います…。

    *ねねママさん*
    ねねママさん、いらっしゃい
    師匠ってのはやめれ〜〜(>▽<;;

    ねねたんとお〜ちゃんは良き戦友ですものね
    お〜ちゃんは、ねねたんにバトンを託していったんだと思います
    緩解というゴールに向かってひた走れと

    お〜ちゃんとぬこさんは、私達に
    「誇り」という言葉の真の意味を教えてくれたように思います。
    そして、お〜ちゃんとぬこさんが似た者親子であるように
    ねねたんのバイタリティは、ママ譲りだと思いますよ(^_-)-☆
    (ねねママさんが虫を食べるとゆ〜意味ではないでつ/笑)
    今度はお〜ちゃんもお空からねねたんを応援してくれているので
    ねねたん、さらに強い戦士になりますねvv

    お〜ちゃん、きっといつかママと再会できますね

    *ノアさん*
    ノアさんち先代ちゃんもFIPだったんですよね
    てんかんなどもそうだけど、大きな発作の最中は
    信じられないような力で暴れるので、手がつけられないっていいますよね
    その時の発作は、きっと誰にも鎮められなかったと思います

    天国に渡るのに、罪も無い命にこれだけの試練を与えたり
    ママの心に深い傷を残す、この病気を
    私は心から憎みます。
    ペストや天然痘のように、いつか必ず滅びますように…

  6. 名前:にょんこ 投稿日:2009/06/03(水) 23:19:33 ID:f5e2d024e

    本当に紙一重ってカンジですよね。にゃんこなら誰もが持っているコロナウイルス。でも、それがFIPになるのは本の僅か。何が原因でFIPに変異してしまうのか解らないというのが怖いですよね。

    うちも小さい頃アレルギーがあって、その頃にコロナウイルスの抗体価を調べたらかなり高い値で、それを見た時は顔が真っ青になりましたが、今のところなんともありませんし、でもそれもあくまでも「今のところ」としか言えないんですよね。

    ぬこさんとは交流はないのですが、最期まで果敢に戦ったお~ちゃんに賞賛の拍手を送りたいです!
    82勝1引き分けなんてすごい成績!!
    よく頑張ったね。

    でももう頑張らないくていいから。

    今はどうか、ゆっくり休んで・・・

  7. 名前:Rinpopo 投稿日:2009/06/05(金) 21:40:24 ID:ac91e5d1c

    *コメントありがとうございました
    お返事が遅くなって、ごめんなさいm(_ _)m*

    *にょんこさん*
    うんうん。変異のシステムが解明されていない点も怖いけど
    猫ママ猫パパ世界で、コロナウイルスほど誤解されてるウイルスは
    ないんじゃないかな〜って思います。
    意外なほど認知度も低いですよね(><)

    私は、ラピを迎える前、子猫を見に行ったあるショップの店長さんに
    「猫を飼おうっていう人間がコロナウイルスも知らないの?」と呆れられました(;^-^A。
    でも、その時に教えてもらって良かった。
    猫ママ猫パパが、正しい知識と、常に他にゃん事ではないという意識を持つ為にも
    ショップやブリーダーさんが、最初に
    コロナについて教えてくれるといいな〜って常々思っています。

    お〜ちゃんの、生きる事への真っすぐな情熱はすごかったです。
    お〜ちゃんがお〜ちゃんらしく闘えるよう
    文字通り我が身を捨ててサポートしたぬこさんは
    最高のママだと思います。
    お〜ちゃん、一息ついて骨休めしたら
    きっとまたママの元に帰って来ると思うよ(*^-^*)