お元気手帳・肝臓編その4

※カテゴリ「お元気手帳」は、あくまでも自分たちのための覚え書きです。何か特定の治療法や食餌療法、サプリメント等を、推奨する目的ではありません。もちろん、読んでくださった方の愛猫ちゃんに少しでもお役にたつ部分があればとっても嬉しいですが、実際の健康管理については、ママパパご自身のご判断でお願い致します。

肝臓を悪くする原因は何なのニャ:前編〜

健康だとばかり思っていたラピの肝臓が、実はかなり悪くなっていたのだと知った時、私がまっさきに思ったのは「なんで;;;;」の一言でした。

先生にもすぐにその質問をぶつけましたが、先生の答えは、可能性の一つとして「薬剤」の可能性が考えられるということ。(「お元気手帳・肝臓編その1」でも書いたように、肝臓には有害物質の解毒をする働きがあるため、化学物質の影響を一番被ってしまう臓器なのです)

確かにこの1年ほど、ラピは、ルナやルキアと比べると、ちょいユルPになることが多くありました。抗体価は陰性に下がっていたので、それは、子猫時代のような猫腸コロナウイルスによるものではなく、心因性の要素が大きいであろうと主治医からは言われていました。(例えば隣家の猫さんがベランダに侵入したり、実家の父が体調を崩して母達が家を留守にしたりとか、そういうことに一番ストレスを受けやすいのがラピだから;;)

当然、整腸剤(抗生剤、殺菌剤を含め)の類を飲んできた回数は、ルナルキより遙かに多く、主治医が言うには、それらの量は“一般的に肝臓に影響を及ぼすような量ではないが、猫の個体差として、ラピの肝臓には影響が出たのかもしれない”と…。

ただ、いずれにしても、それは「仮定」の一つでしかなく、私達は、私達なりに、肝機能に悪影響を及ぼすものをあれこれ調べていきました。

これからのラピのケアのためも。そして、ルナルキを同じ目に遭わせないためにも。

そして、とても恐ろしい事を知ったのです。

たまたま何かのトラブルがあって、薬を飲む機会が多かった子だけが、肝臓を悪くするリスクがあるのでしょうか。ふだん薬に縁のないような子達ならば、肝臓を痛める心配は全くないのでしょうか。

答えはNOでした。

肝臓を痛めつける一番の犯人。それは、猫さんとの何気ない日常の生活の中に潜んでいたのです。

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るな:「ルナも犯人捜しに協力ちまちゅ!!」きりっ☆

ルキたん宙に浮く

ルキたんの空中浮遊術〜☆
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ひょい〜ん

ルキたん何してるのかな…( ̄▽ ̄;)

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るき:「はうちゅの番をしてるでちゅよ」
母:そっか☆最近そのタワーハウス人気スポットだもんね(^m^)


お元気手帳・肝臓編その3

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〜血液検査で分かるのニャ〜

かなり重篤になるまで症状がでない肝臓疾患を、早期に発見するには、やはり定期的な血液検査です。肝機能は、以下の項目で診断されます。

GPT(最近はALTという方が主流になりつつあるようです)・ALP(アルカリフォスターゼ)・GOT(同じく最近はASTというのが主流)・アルブミンビリルビンなど。

ALT、ALP、ASTの3つは酵素で、肝臓にダメージを受けた時に増加(=肝細胞が破壊されて、血液中に流れ出す)。

アルブミンは、肝臓で合成される蛋白質。肝臓の動きが低下すれば、合成されるアルブミンも減り、血液中のアルブミンの量も少なくなる

ビリルビリンは胆汁に含まれる色素。肝細胞の働きが低下すると血液中のビリルビリンは多くなる

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☆一口メモ☆
もちろん血液検査の結果に異常があるかないかは、先生から詳しい説明があると思いますが、これら肝臓に関わる項目に限らず、血液検査表の各名称が、それぞれ何を現しているのか知っておくと、先生との話がよりスムースに理解できると思います。

ラピのとんでもないALTとASTの数値を見た時、何がなんだかわからなくなってフリーズした、母ちゃんの実体験より…( ; ̄ω ̄)ゞ

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らぴ:「肝臓は〜」

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らぴ:「気をつけなくちゃいかんぞうっ!!」なんちゃって☆