※カテゴリ「お元気手帳」は、あくまでも自分たちのための覚え書きです。何か特定の治療法や食餌療法、サプリメント等を、推奨する目的ではありません。もちろん、読んでくださった方の愛猫ちゃんに少しでもお役にたつ部分があればとっても嬉しいですが、実際の健康管理については、ママパパご自身のご判断でお願い致します。
〜肝臓を悪くする原因は何なのニャ:前編〜
健康だとばかり思っていたラピの肝臓が、実はかなり悪くなっていたのだと知った時、私がまっさきに思ったのは「なんで;;;;」の一言でした。
先生にもすぐにその質問をぶつけましたが、先生の答えは、可能性の一つとして「薬剤」の可能性が考えられるということ。(「お元気手帳・肝臓編その1」でも書いたように、肝臓には有害物質の解毒をする働きがあるため、化学物質の影響を一番被ってしまう臓器なのです)
確かにこの1年ほど、ラピは、ルナやルキアと比べると、ちょいユルPになることが多くありました。抗体価は陰性に下がっていたので、それは、子猫時代のような猫腸コロナウイルスによるものではなく、心因性の要素が大きいであろうと主治医からは言われていました。(例えば隣家の猫さんがベランダに侵入したり、実家の父が体調を崩して母達が家を留守にしたりとか、そういうことに一番ストレスを受けやすいのがラピだから;;)
当然、整腸剤(抗生剤、殺菌剤を含め)の類を飲んできた回数は、ルナルキより遙かに多く、主治医が言うには、それらの量は“一般的に肝臓に影響を及ぼすような量ではないが、猫の個体差として、ラピの肝臓には影響が出たのかもしれない”と…。
ただ、いずれにしても、それは「仮定」の一つでしかなく、私達は、私達なりに、肝機能に悪影響を及ぼすものをあれこれ調べていきました。
これからのラピのケアのためも。そして、ルナルキを同じ目に遭わせないためにも。
そして、とても恐ろしい事を知ったのです。
たまたま何かのトラブルがあって、薬を飲む機会が多かった子だけが、肝臓を悪くするリスクがあるのでしょうか。ふだん薬に縁のないような子達ならば、肝臓を痛める心配は全くないのでしょうか。
答えはNOでした。
肝臓を痛めつける一番の犯人。それは、猫さんとの何気ない日常の生活の中に潜んでいたのです。
るな:「ルナも犯人捜しに協力ちまちゅ!!」きりっ☆