※カテゴリ「お元気手帳」は、あくまでも自分たちのための覚え書きです。何か特定の治療法や食餌療法、サプリメント等を、推奨する目的ではありません。もちろん、読んでくださった方の愛猫ちゃんに少しでもお役にたつ部分があればとっても嬉しいですが、実際の健康管理については、ママパパご自身のご判断でお願い致します。
〜肝臓って何物ニャ〜
肝臓は様々な働きをおこなう非情に重要な臓器のひとつ。
◆肝臓の働きその1◆:血液中の不純物を浄化し、薬物や化学物質などの有害物質の解毒をする。
・有害物質は、小腸から吸収され、肝臓へ。そして、肝臓で処理された物質は、腎臓からおしっことして、あるいは胆汁によってウンPとして排泄される。つまり、肝機能が衰えると、腎臓の濾過機能にも負担がかかるようになる。
・有害物質のみならず、過剰なホルモン(インシュリンや男性ホルモン)の処理も、肝臓の役目。
有毒なアンモニアを毒性の低い尿素に合成するのも、肝臓に依存。
◆肝臓の働きその2◆:あらゆる栄養素の代謝と、特定の栄養素(グリコーゲン、鉄、ビタミンA、ビタミンDなど)の貯蔵を行っており、血糖値レベルの調整に重要。
◆肝臓の働きその3◆:多量の胆汁を作って一時胆のうに蓄え、小腸へと分泌して脂肪の消化・吸収を助ける。
◆肝臓の働きその4◆:赤血球の分解を行ったり、アミノ酸から蛋白質の合成を促進したり、蛋白質をアミノ酸に分解して、必要に応じて血しょうへ送り込んだりする。
【ポイント】肝臓は↑これらの働き以外にも、様々な仕事をこなし、肝臓疾患になってしまうと、その他の臓器全てが影響をうけると言っても過言ではない。
※肝機能の働きについての文章は、主に【犬と猫のためのナチュラルケアシリーズ「胃腸が弱いではすまされない!」】を参考にしています。リオンままさん、素晴らしい書籍を教えてくれて、本当に感謝です!!m(_ _)m
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☆一口メモ☆
実際に、いろいろな猫さんの闘病記などをロムってみると、肝臓トラブルの子が、その後腎臓トラブルを併発してしまったり、泌尿器系トラブルのある子に、実は肝臓トラブルも潜んでいた…などというケースも、少なくなかった。
また、主治医のお話だと、昨年秋の獣医師のシンポジウムで話題になったのは、「猫の三臓器炎」なのだそうだ。「猫の三臓器炎」とは、肝炎・膵炎・IBDを同時に発症してしまうことで、この症例の猫さんが増えてきているらしい。
思ったんだけど、とくに猫さんの場合は、どこか一つの臓器だけのケアを考えるんじゃなく、常に「循環する全体像」として健康管理を考える必要があるんだな〜って….。
まぁ、それは人間も、どんな動物も一緒なんだろうけど。←って言いながら、ジャンクフードばかり食べて運動不足なダメダメ母ちゃん….orz
るき:「おべんきょしたら眠くなりまちた〜」
これは良さそうな御本でつね…!
お腹弱い子ちゃん母(‘A` )人( ‘A`)ナカーマの一員として
大概の育猫書や病気関連の本はあさったつもりでしたが取りこぼしてました
よか情報を有り難うございます(人´∀`).☆.。.:*・゚
身近なところで、こうやって情報が得られるのは有り難くも嬉しいです。
まとめるのって、色んな意味ですごく大変かと思いますが頑張って下さいまし。
んでもあまり無理なさらずに~(´∀`*)ノシみんな健康が一番!