「 ラピ健康管理 」一覧

今はかりそめのかりんとだけど…

甲状腺機能の亢進が軟便の原因になっている可能性があるとの想定で、メルカゾールを服用中のラピ隊長。ただ、1日1回1/2錠から、1日1回1錠に量を上げたのと同時に“食欲不振”が起こったので、再び1/2錠に減らして7月8日に再検査を受けた。

この時のサイロキシンの値は3.6。前回基準値上限の2.8まで落ちていたことを考えると、やはり1/2錠では少しコントロールする力が弱いのではないかとのこと。

ただ、ラピの場合、他に甲状腺機能亢進症の症状が出ているわけでもなく、問題はサイロキシンがやや高いことが、軟便(血便)に影響しているかどうかという点。それについては、治療中(サイロキシンの値が下がっても)とくにウンぴに改善が見られなかったことから、単独で甲状腺の治療をしただけでは、解決策にならないことがほぼ明らかになった。

軟便治療としては、次の段階に進まなくてはならない。当然、「内視鏡」「バイオプシー」で確定診断を…という選択肢も出て来るわけだけど、それについては主治医ととことん話し合って、現状はそういったハードな検査を受けずに、「治療的診断」で進めていただくことにした。(ラピの年齢、性格、これまでの経過、設備の整った病院が遠いという問題など、総合的な判断から)

そうなると、次の治療的診断として、想定されるのはやはり「IBD」。先生が、東大獣医科病院の先生に相談してくださったところ、IBDの子の中にはサイロキシンの数値が高い子が少なくないらしい。その場合、IBDの治療だけを進めるより、両方を同時に治療する方が、治療効果が高いのだそう。

IBDの治療となれば、メインとなってくるのはステロイド。ダラダラ使いを避けるためにも(前の病院ではまさにそれ(; ̄ー ̄A )、最初にがっつりと効かせる必要があるとのこと。

今の主治医先生に転院したのは、リノちんの唇の腫れを診ていただいた時、この先生なら信頼できると思ったから。そのとき、リノに使ったわずかな量のステロイドさえ、とても慎重な処方だったし、副作用や危険性についても丁寧に説明してくださった。

その先生があえて処方してくださるステロイドなら、信頼してついていくことにする。長引く血便のために下がり続けるヘマトクリットを(7月8日の検査で26.8%)、ここでなんとかしないと….。

ラピは決してお腹の弱い子なんかじゃない。子ニャン時代のユルPをがんばって乗り越えた後、ラピルナ2にゃん時代の約2年、見事な「かりんと職人」だったんだよね。まさか、ルキたんを迎えた時のキャッテリーさんからのお土産で、ここまで大変な思いをさせてしまうことになるなんて夢にも思わなかったけど….。でも、ラピは本当は「かりんと職人」になれる能力を持っているんだもの。必ず、もう一度、大吉ウンぴ連発の日々に戻ろうね…!!。

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7月8日より、プレドニン1錠+フラジール1/4錠を1日2回。及び、メルカゾール3/4錠を1日1回(ラピには1/2錠だと少なすぎ、1錠だと食欲不振を招くため、この量)服用。

7月17日現在。目に見えてウンぴ改善vv。これまでは腸への滞留時間が全く安定せず、出血も大量だったのが、きちんと24時間以上のサイクルで排便できるようになった。まだ日によってのゆらぎはあるものの、ほぼ「かりんと」なウンぴも出現。出血もほとんど無いか、あっても少量。

当初の4日間だけメルカゾール1錠でスタートした影響か、少し元気がなかったけど、昨日くらいから、いつもの元気が戻りつつある。薬にも慣れてきたのかなvv。

幸い、リノもリッカも感染症やお腹の問題とは無縁で(キャッテリーさんに心から感謝ですm(_ _)m)、毎日コロコロウンぴ連発系。ルキたんはもともとお腹丈夫だし、ルナっちも、ようやく抗生剤の影響を離れてウンぴが回復してきたvv。そして、毎日きちんと決まった時間にいいウンぴが出る隊長。

5にゃん全員のウンぴが揃って安定してるのって、こんなにも心が休まる生活だったんだね…(ノω・、)

今はまだ隊長のかりんとウンぴは、お薬による「かりそめ」のもの。一度がっつりと効かせたステロイドを、どのタイミングでどのスピードで減薬していくか。本当に大変なのはこれからだっていうことは分かってる。

でも、きっといつか、お薬に頼ることなく、本物のかりんとウンぴを産み出せるようになるよねvv

だって、ラピ隊長は、われらが隊長だもん!!!

ソマリ ラピ
らぴ:「なぁ母ちゃん、オイラお薬も採血も平気ニャ」
母:隊長は強いもんね(゜ー゜)(。_。)ウンウン

ソマリ ラピ
らぴ:「でもあのドロドロにゅるるだけはごめんだニャ」
母:エコーの時にジェル塗られるのやなんだよね〜(;^-^A

ソマリ ラピ
母:じゃあ今度病院行く日は帰りにアイス買ってあげる(´∇`人)
らぴ:「・・・」

ソマリ ラピ
らぴ:「オイラを人間のガキと一緒にするなよ(`・ω・´)」シュキーン!!
(^人^;)


隊長受診2連ちゃんと経過

【覚え書き】

6月17日木曜日

メルカゾール1/2錠(1日1回)を2週間服用したところで、甲状腺ホルモンの再検査のため受診。ラピの体重では、この量は治療のための量ではなく、副作用などを見るための、導入量とのこと。今日の結果次第で、今後の量を再検討。あわせて、副作用がみられないか、白血球や肝臓の数値もチェック。

サイロキシンの数値は、前回4.5からぐっと下がり2.8の基準値内に。ただ、2.8はほぼ基準値上限であって、もし甲状腺機能亢進のために軟便の症状が出ていると仮定するなら、症状改善のためにはもう少し(基準値下限に近いくらいに)下げた方がいいらしい。

ということで、明日からメルカゾールを1日1錠にして、2週間経過観察することになりました。

1週間前から、整腸剤はフェロミックからロペラミドに変更しているんだけど、ラピにはこの方があってるみたい。一昨日なんか、ひさびさにステキなカリントさんを拝顔(。-人-。)。

ただ、持続できないおみくじウンぴ式が隊長なのだけど( ; ̄ω ̄)ゞ

今後、甲状腺ホルモンが下がることで、安定していいウンぴが出ることを期待!!

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…と、午前中にサクっと再検査を済ませて帰宅した隊長。まさかこの後、あんな事態に見舞われるとは(><)

お昼頃、立て続けに2回ユルP;;。この時は、前日にステロイドを服用していないことと、通院のストレスで、少しお腹の調子が落ちたのかな~くらいに思ってた。

が、その後ラピはカリカリを全く食べず、夜7時半に、まるでちっこかと思うほどシューシュー音を立ててほとばしる水下痢( ̄(エ) ̄|||。診療時間は過ぎていたものの、先生にお電話で相談。今日の血液検査で問題がなかった為、重篤な病気が原因で下痢が起きているとは考えにくく、おそらく一過性のものなので、様子見してくださいとのこと。

その後、9時半に胃液を吐いて、さらに水下痢っぴ(><)。ふたたび先生にお電話し指示を仰ぐ。この日のラピは朝の手作りご飯までは普通に食べていたので、急激に脱水症状を起こすこともないと思われ、やはりしばらく様子を見て、もし又下痢や吐きをくり返すようなら、何時でも診ますから連れて来てください、と(こういう対応はホント心強いです(*´д`*)先生、ありがとうございます)。

10時。大好物の手作りご飯も口にしなかった隊長は、香箱を組むスタイルでそのままむっつりと数時間。今までどんなに派手に下痢をしようが吐こうが、こんなに不調そうな隊長は見た事が無い(T_T)

そして深夜2時頃になって、ラピの顔の異変に気がついた。まぶたが重く覆いかぶさり、鼻筋までもぷーっと腫れたようになっている;;;。こ、これっていわゆるムーンフェイス、急性アレルギーの症状だよね(><)ど、どうして;;;;

普段のイケメンとは(おい)まるで別人の隊長の顔に、胃がキリキリと痛くなったけれど、幸い嘔吐も下痢っぴも、9時半以降はぴたりと止まってる。これはやっぱり様子見するしかないよねと、しゃおさんと二人で見守り続けると、3時過ぎになってやっと、体を倒して少しリラックスした形で寝始めた。

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6月18日金曜日

朝にはもういつもの姿勢でネンネできるようになって、朝の手作りご飯(一気に食べないように、いつもの2/3)も完食。でも、念のために病院へ…。

先生に昨夜の経過をお話すると、一番驚かれたのはムーンフェイスだった。この時期は虫にさされて、そういった急性アレルギーを示す場合もあるらしいけれど、ラピの場合大下痢から始まっているので、下痢と急性アレルギーがどのように関連性があるのかないのか。少なくとも昨日は、私が見ている範囲で、大下痢をおこすようなものを食べた様子は無かったのに…。

ラピ自身は病院についた頃には、かなりすっきりしていて、昨夜は微妙に熱っぽく感じられた体温も、8度6分の平熱。顔のむくみもほぼ取れて、脱水症状もおこしておらず、エコーで確認しても、大腸の激しい動きはおさまっている。

なので特に輸液などの処置も必要なく、ご帰還~。

さすがに通院2連ちゃん(&苦手なエコー付き)をこなした隊長は、例によってナーバスぅにゃぅにゃ泣きをくり返す(>▽<;;

大下痢の後なので、茹でササミとおかゆをフードプロセッサーでピューレ状に細かくしたものを湯煎してあげてみたけど、これは美味しく完食。でも、この日はカリカリは全く口にしなかった。

夜になると、昨日ほどではないけれど、やはり顔がなんとなくむくんでいるように見える。そして12時に又しても水下痢。ほとんど食べていないのに、便が出てしまうのは、いつものパターンと違っていて心配…。

とにかく、これまでどんな下痢だろうと派手吐きだろうと、元気をなくしたことのない隊長なだけに、早くいつもの隊長に戻ってほしい。

(※メルカゾール増量は今回の不調がおさまってからに変更)

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6月19日土曜日

朝からご飯ピョンに乗って来た隊長。時間の経過とともに元気も出て来て、午後になるとカリカリもがっつり食べてくれるようになったp(^^)q。

ウンチは、昨夜の12時に出て以降は止まっているので(午後6時現在)、やっと本格的な回復期に入ったようだ(ホッ)。

結局、大崩れの原因は分からなかったけど、いつもの元気でイケメンな(おい)隊長に戻ってくれて良かった〜〜〜o(≧ω≦)o

メルカゾールの作用をきちんと見る為に、一時的に漢方をストップしていたけど、やっぱり漢方を飲んでいる時の方が体調がいいように見えるので、漢方復活決定vv。

さぁ、仕切り直し。完璧なかりんと職人めざして又がんばろ〜!!!

はぁ〜(*´д`*)この2日で母ちゃん達はまぢで胃に穴が開きそうでちたよ;;;;


ラピの甲状腺ホルモン再検査

前回の血液検査で、甲状腺ホルモンが基準値より高いことが判明した隊長(>>「隊長の新たな一歩@軟便治療」)。

2週間後の今日が再検査の日。この期間は特に甲状腺ホルモンに関する治療はしておらず、高かった数値が一過性のものか、慢性的なものかをみるため。

今回の検査では、前回よりもややさがって4.7→4.2となったけど、それでも高めであることには変わりない。いわゆる「甲状腺機能亢進症」の全面的な治療ということではなく、甲状腺ホルモンが過多に出ていることで、軟便をひきおこしている“可能性”がある….という想定で、治療をしていくことに決定。

ただし、ここ数日のウンチの状態が悪すぎるため(排便間隔が約10時間前後、ジェラート〜水状下痢、出血多し)、一度ピンポイント的にステロイドを使って、ウンチをせめて元の状態(排便の間隔が約20時間前後。前半はかりんと、後半はカレールー)まで戻してから、治療薬(メルカゾール)を飲む事になった。

ところで、この日は血液検査だけだと思っていたら、診察にもれなくエコーがついてきた(;´▽`A“。母としては今現在の腸の状態が分かるのはとってもありがたいけど、ラピに「今日はエコーやらないからね」って言い聞かせてただけに、心の中で「嘘ついてごめんよ〜〜」っと(>▽<;;。

でも、病院から帰った後も、初回の時のようにノイローゼになることはなく、落ち着いていた隊長でした。

やっぱり初めての経験には弱く、2回目以降は大丈夫ってゆ〜ジンクスは本当だったねvv

ソマリ ラピ
らぴ:「嘘つかれちゃったよーだ」ブー
母:でも今日の隊長は立派だったじゃんvv

ソマリ ラピ
らぴ:「ま、オイラの実力をもってすればエコーなんてニャ」
母:ちょっと怖いくらいのもんだよね(^m^)