「 想い 」一覧

時間は止められないから…

いつも遊びに行かせてもらっていた、ニャン友さんのおうちのソマリくんが、二ヶ月間の闘病の末、昨日虹の橋を渡りました。

二年前、同じ病による命の危機を乗り越え、お医者様に「奇跡」と言わしめた彼は、今回も、ママの祈りに応えるかのように、奇跡的な回復ぶりを見せてくれていたそうです。

そして、精一杯がんばってがんばって、最期はご家族に看取られて旅立っていきました。

優しげな顔立ちがとても魅力的な男の子、ライアーくん。これからは、守護天使となって、ママと妹のイヴちゃん、リスキーちゃんを見守っていくんだね。

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小さな命を家族に迎えた時、私達は、その種の“ご長寿さん”年齢くらいまでは、一緒にいられるものと、楽観的に思っていた。

にゃんこなら、15年から20年
うさぎさんなら、6年から10年は一緒にいられるものと…。

でも、健康管理には、できるかぎり気を配ってきたつもりでも、私達は、桃にもまりんにも、うさぎさんの平均寿命である6歳すら全うさせてあげることはできなかった。

小さな命は、考えているよりずっと脆い。

どんなに大切に育てても、遺伝的要因とか、体質とか、避けられない病もある。その「種」特有のブリードの歴史からくる影響だって、あるだろうし…。

でも、だからこそ、母の「努力」で避けられるリスクだけは、全て取り払ってやりたい。

手間暇かけることで、より丈夫な体になってくれるのなら…
慎重になることで、思わぬ事故を防げるのなら…
注意深く見てあげることで、病気を早期発見できるのなら…
知識を得ることで、危険から遠ざけることができるのなら…

もちろん、日々そうありたいと思ってる。
でも、まだ足りない。
まだまだ、努力が足りてない。

「母ちゃん」は、子供達の前では、絶対に神経質なところはみせちゃいけない
常に、な〜んにも気にしてないよって呑気な顔していたいけど
その一方で、子供達のためにしてあげられることには、もっともっともっと気を張っていなくちゃと思う。

人のエゴで、人のそばで生きることを強いているのに
人の愛を何倍にも返してくれる、かれら。
あっという間に駆け抜けていってしまう、この愛おしい命たちとの一日一日を、とことん大切にしたい…。
言葉じゃなく、行動で。

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ライアーくんは、二度も「奇跡」をおこして、お医者様をも驚かせた。
ママにとても愛されていることがわかって、精一杯、応えようとしたんだよね。

私も、ライアーくんのママのように、子供達にいっぱい愛を注いでいくね…。
今、ライアーくんのママは深い悲しみでいっぱいだと思うけど、きっと虹の橋からライアーくんが放つ温かい光が、ママを包み込み、笑顔に変えてくれると思います。

ライアーくんのご冥福を心からお祈りします….。

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★迷子のコアくん(埼玉)、リンくん(東京)を探しています。ご協力よろしくお願い致します。詳細は、右メニュー「SOS」のバナーからご覧ください。


モモちゃん、がんばったね

先日から、闘病中のわんこ・モモちゃんに、供血にご協力してくれるワンちゃんを探す呼びかけをさせていただいていましたが、残念ながら、モモちゃんは8月1日の朝、虹の橋へと旅立ちました….。

当ブログ記事を見てくださり、呼びかけにご協力してくださった皆さま、モモちゃんの回復を一緒に祈ってくださった皆さま、本当にありがとうございました<(_ _)>。

モモちゃんは、小さな体で、最後まで気丈に病気と闘っていました。
「モモは最後まで強情を見せてくれました。
わたしも明日から強情張るから」
という、ママのほうきもっぷさんの言葉に、深い深い愛情を感じます。

モモちゃん、頑張って偉かったね。お疲れ様。
虹の橋には、ウチの桃もいるよ。
いつか必ずママと再会できるから、その日まで、みんなで仲良く楽しく遊んでいてね….。


引き継がれる命

先月末、多くの方から愛されていたソマリブリーダーさんが、急逝されました。

私達は直接の交流は無かったのですが、その方とルナの親元ブリーダーのjjさんが親しく、私も、よくjjさんからお話しを伺っていたことや、母Bが、ニャン友さんのれいんぼぉーさんとキャットショーにご一緒した際、れいんぼぉーさんのご紹介でご挨拶させていただいたこともあり、その温かく気さくなお人柄は存じておりました。

それだけに、訃報を耳にした時は、信じられない気持ちとショックでいっぱいでした…。

そして、パパが突然旅立ってしまったその日。看板息子のTeddyくん(とてもカッコいいソマリの男の子です)も、後を追うようにして旅立ったと、jjさんから伺い、余計に切なさがこみ上げ、涙が止まりませんでした…。

パパを一人では逝かせたくない。僕がちゃんとそばについててあげるよ…。
Teddyくんに、そこまで愛されているということだけでも、パパさんがいかに愛情深い方だったかが偲ばれます。
きっと、パパさんとTeddyくんは手を繋いで、天国の門をくぐったのだと….一緒だから寂しくなんかなかったのだと、私達は、そう信じています。

ただ、パパさん亡き後、キャッテリーには多くの猫さんが遺されました。パパさんと親しくされていたソマリブリーダーさん方が、その子達のこれからの落ち着き先について、大変力を尽くされて、ほとんどの子達に新しいお家が決定したとのことです。
(流動的な情報としてご了承いただけるのであれば、成猫のソマリちゃんで、あと1ニャンないし2ニャン本決まりでない子もいるらしいので、もし雄志の方がいらしたら、キャッテリーBAS-BRRAU・jjさんに、詳しいことを聞いてみてくださいね<(_ _)>)

遺された子達が、全員幸せになってくれること。
それが、天国のパパさんにとっての一番の願いだと思います…。

Teddyくん、お空でもパパさんと一緒に遊んでますか
人間と猫さんの間には、こんなに強い絆が結べるんだと、パパさんとTeddyくんに教えてもらいました。

そして、パパさんの愛を引き継いだ子達が、ここにも….。
つい先日、jjさんのところで生まれた、ルナのママニャンJJちゃんの可愛いベビー達
このベビー達は、ルカちゃん、ミモザちゃん、プリンちゃん、うちのルナの四姉妹にとって、初めての妹や弟たちにあたるのですが、今回のベビー達のパパニャン・アンドレくんも、このパパさんの自慢の息子くんのひとりなんです。

今回のベビー達が、ベテランスーパーママJJちゃんの最後のお産になることもあり、パパさんは、愛息子のアンドレくんとJJちゃんの子供達を、それはそれは楽しみにされていたそうです…。パパさんにお顔を見てもらうことは叶わなかったけど、目が開いたばかりのベビー達を、お空のパパさんも、きっと見守ってくださってますよね…。
パパさんが愛情こめて育ててきた猫さん達が、また新しい命と新しい愛を育んでいくんですね…。

急逝されたRAGAZZOさんのご冥福を心からお祈りいたします。