11月6日、私達の大切なお友達、うさぎのクロベエくんが、ママの腕に抱かれ、お月様に旅立ちました。
先日の「りゅうとまりんの健康診断」の記事でも紹介させて頂いたクロベエくんは、我が家と同じ、うさねこ暮らしのにいママさんち(「うさねこな四季日記」)愛息子。2ニャン4うさの大家族の中で、立派に長男を勤める、とってもお利口なクロベエくん。小さな体にたくさんの病気を抱えながら、いつもにいママさんと二人三脚で、頑張っていました。
ウチは、桃の時からかぞえて、うさママ歴6年。う~さんの健康管理の難しさ(捕食される動物ゆえの命のもろさ、コンパニマルとしての歴史が浅い為の医療技術の遅れ等)は、常に念頭にあるし、ある意味で、ワンコニャンコ以上に日々細やかなチェックが必要だっていうことも分かってる。でも、うさママとして、にいママさんほど行き届いたケアができる自信は、正直いって無い…。
にいママさんと知り合って以来、いつもクロベエくんの闘病の様子を見守らせていただいて来たけど、にいママさんの献身的な看護には、いつも頭が下がる思いでした。(当のにいママさんとクロベエくんは、「献身的」という言葉も「看護」という言葉も全然当たらないように、ごく当たり前の日常を愛情いっぱいに過されていただけなのかもしれないけど…)
こんな言い方をすると誤解を招くかもしれないけど、動物好きなら、小さい頃から、多分複数のペットを家族として迎え、見送った経験があると思う。どの子に対する愛しさも、大切さも変わらない。でも、その中には、心のどうしようもなく深いところまで入ってくる子が居る。「家族の一員」を超えた「特別」な存在…。
私達にとって、桃がそうだったように、にいママさんにとっても、きっと、クロベエくんはそういう存在だったんだと思う。まして、愛するお父様が、生前目の中にいれても痛くない程可愛がっていたクロベエくんだもの….。
にいママさんの心中を思うと、切なくて、胸が張り裂けそうになる…。
クロベエくんは、それは我慢強いう~さんだけど、旅立ちの時は、何度も大きな声で鳴いたって…。
その声は、にいママさんの耳には、「まだ逝きたくないよ」って聞こえたって…。
にいママさんの愛情の強さに、涙が止まらなかった…。
クロベエくん、きっと最期に、いっぱいいっぱいママにお話をしていったんだね。「ママ、ありがとう」「ママの子になって良かった」「もっとママのそばにいたかった」そして「ママ、愛してる!!!」って…。
にいママさんちに迎えられた時は、すでに慢性疾患を背負っていたクロベエくん。年齢とともに、あちこち飛び火するようにたくさんの病に襲われていった中での、6年5ヶ月は、本当に立派だと思う。というより、クロベエくんとにいママさんという最強コンビじゃなければ、成し遂げられなかった、愛情深い日々だったと…。
こんなにも激しく、こんなにも優しい闘いを、ずっと見守らせていただいた私達は、クロベエくんとにいママさんの友達でいられたことを、心から誇りに思います。
クロベエくんのケージの前にお布団を持ち込み、心臓が締め付けらような想いで、もう長いこと眠れない夜を過ごして来た、にいママさん。
今は、ゆっくりと想い出にひたりながら、お体を充分やすめて下さいね。
そして、マーくん、ミーくん、グーちん、ムーちん、チビちん….にいママさんの頼もしきナイト達。その明るさで、ママを元気づけてあげてね。
クロベエくんは、今頃、虹の橋で、にっちゃんとすみれおばちゃまに再会して、ママのことを語り合っているのかな…。
クロベエくん、よかったら、ウチの桃のボーイフレンドになってあげてね。ちょっと気が強いけど、とってもいい子だから。
桃のこととも重なってか、昨日クロベエくんの訃報を知ってから、なんだか心にぽっかりと穴が空いてしまったような感じで、しばらく何にも手に付かなかったけど….。うんにゃ、そんなこと言ってたらダメダメだよね。にいママさんとクロベエくんに嫌われちゃう(;´▽`A。
楽しいことが誰より好きな、にいママさんとクロベエくんだもん。
私達も、頑張る。
子供達との日々を、もっともっと楽しく、ずっと健康で過ごせるように、頑張りますvv。
クロベエくん、にいママさん、大切なことをいっぱい教えてくれて、本当にありがとう…。
大好きなクロベエくんのこと、私達、この先も絶対忘れない…!!!。
・・・・・・・・・・・・
そして、もう一人。私達姉妹の大切な友人が、今、我が子の病魔と闘っています。
これまでご長寿3ニャンコ達を育てて来た、ニャンママ大先輩のたろ~ママ。太陽みたいに明るくて、サービス精神いっぱいのその人柄を、私達はとても敬愛しています。
たろ~ママんちの3ニャンのうち、ちーちゃんとあーちゃんが数年前に天寿を全うし、今は一人息子になったたろ~ちゃん。先月半ばに体調を崩して以来、かなり厳しい状態の時もあったけど、家族の献身的な看護を受けながら、今、回復に向け一生懸命頑張ってます。
たろ~ちゃんの通院の負担を減らすべく、たろ~パパは、自ら自宅で点滴をしてあげてるんだよね…(;_;)。痛い思いをさせて申し訳ないって、涙をうかべながら点滴をうつたろ~パパ。少しでもたろ~ちゃんが楽なようにって、いろいろ工夫して、お世話するたろ~ママ。普段あれだけ明るい方だからこそ、心から笑えなくなってしまったたろ~ママの心中を思うと、本当に切ない…。
捨てたり、虐待したり….動物の命を軽々しく扱う人達に、たろ~ママやにいママさんファミリーのことを知ってほしい。
命の重さを知ってほしい。
「命」っていうのは、こういう風に守るんだよ…!!!!(>_<)
たろ~ママ、今日もたろ~パパと力を合わせて、たろ~ちゃんを見守っているんだろうな..。
私達も、ここから、たろ~ちゃんに心からの応援を送るね。
たろ~ちゃん、頑張れ、頑張れ、頑張れ...!!!!!
絶対に元気になるって信じて、私達も、祈り続けるよ。
そして、今、病気と闘ってる全ての子達が、一日も早く回復しますように...。
胸を痛めながら子供達を見守っている全ての家族の元に、一日も早く安堵の笑顔が戻りますように... 。