「 想い 」一覧

おばあちゃんと虹の橋

実は、先週の金曜日に祖母が亡くなり、その後バタバタしていたこともあって、サイトをお休みしてました。休止中、ブログ&本館に書き込みしてくださった皆様、お返事が遅くなって、ごめんなさいでした~<(_ _)>。

祖母は今年95歳。ずっと叔父夫婦と同居してたけど、足を悪くしてこの半年は入院生活。でも、最期までボケることもなく、私達姉妹をふくめ、お見舞いに行った一人一人の顔も、ちゃんと分かってました。ほとんど身内全員が枕元に集まって、見送った祖母。
さすがに亡くなった時やお通夜の時は、涙、涙だったけど、告別式は一転して、和やかムード。実はウチのおばあちゃんに恋してたという、町内会のおじいちゃままで登場して(;^-^A、みんなで故人の想い出話に花を咲かせてました。

人は、ご長寿で、かつ穏やかに旅立っていくと、“大往生”って言われて、まるでお祝いをしてるかのようなお見送りになるけど、それがペットとなると、どうしてそうはいかないんだろう…。

いわゆる“平均年齢”を超える長生きをして、最期まで家族に可愛がられて虹の橋へ旅立った、わんこやニャンコやう~さん達…。でも、大往生だねなんて、笑って見送る事なんかできやしない。我が家にしても、早くに喪った桃はもちろん、昔飼っていたおじいちゃんわんこの時だって、何年も、どんなに悲しかったか….。

彼らにとって、長く充実した一生だった(そう思ってくれていた)としても、人間にとっては、十年や十五年なんて、あっという間だもん。まして、愛しいものとの楽しい時間は…。
その時間の感覚のズレが、本当に切ない…。

せめて、虹の橋ではきっと、周りのお友達から“いや~○○さんはご長寿でしたニャ~”“○○さん大往生ですワン”“○○さんは闘病を頑張られましたぴょん”なんて、お祝いされてるって信じたいな。
そして、だからこそ人間よりも短い=濃い時間を生きている、この子達の一日一日を、大切にしてあげたい…。

そういえば、自分も当たり前のように“虹の橋”っていう言葉を使ってるけど、この美しく温かい物語を知ったのは、つい数年前だったな。愛猫家、愛うさ家、愛犬家(もちろん愛ハム家とか愛フェレ家とか愛鳥家等々全て含め(;´▽`A)の皆さんなら、ほとんどの方がご存知だと思うけど、前から、一度リンクしておきたいと思ってたんで、今日この機会に…。

もともと「虹の橋」は、英文で書かれ(作者不詳)世界中に広がった詩で、いろいろなサイトが日本語訳を掲げてるけど、今回は「あきののはら」さんの訳にリンクさせて頂きました。

「虹の橋」

ん??、でも、なんでおばあちゃんが亡くなったことから、虹の橋に….??(; ̄ー ̄A。


優しい燈。

ルナのパパにゃんのパパ、exifさんち(「花・太陽・雨」)のリトラちゃんが、14日、虹の橋へと旅立ちました。
リトちゃんは、16歳と半年。体調を崩し、1年前、すでに危機的な状態の時もあったそうですが、exifさんが1日置きにリトちゃんを自転車で獣医さんへ連れて行くという、パパと二人三脚の闘病生活を頑張っていました。

まだ、ラピを迎える前のこと。初めてソマリという猫種を知り、惚れ込むきっかけになったのがexifさんのHP(「Somali’s Home Page」)だったこともあって、私達姉妹にとって、exifさんちのソマソマ達は、いわば“憧れ”の存在(vv〃)。

ルナお迎えの日に、初めてその憧れのソマソマ達に逢えた時は、貫禄あふれる美しさはもちろんのこと、ワンコかと思う程のスペシャル人なつっこさに、ビックリ☆(〃v〃)。みんなちゃ~んとゲストを歓待してくれて、人見知り番長のラピと同じ猫さんだとは、思えないくらいだったよ~(;^-^A。

中でも、リトちゃんは、何て言うか特別なオーラの持ち主で、リトちゃんがそばに来てふっと体をもたせかけてくれるだけで、すっごく癒されてあったか~い気持ちになれた事、とても印象深く残ってます..。
かなり体が衰弱してからも、仲間達を毛づくろいしてあげてたってexifさんも書かれてるけど、本当に面倒見のいい、優しさのかたまりみたいな存在だったんだと思う…。

リトちゃんの名前は、里の燈って書くんだよね。その名前だけでも、exifさんの愛情が伝わってくるけど、リトちゃん自身、もっとパパと一緒にいたいという思いが強かったからこそ、この1年頑張ってこれたんだよね。とっても、パパのこと愛してたんだよね…。

16年半かけて、パパや仲間達の心に、永遠に消えない温かい燈を灯して、神様の元に帰っていったリトちゃん。
私も一度だけ、その燈に触れられたことを、とても幸せに思います。
リトちゃん、ありがとう。
今は、好きなだけ飛び回って、おいしいものたくさん食べて、天の園からパパのお顔みて、幸せにネンネしてね…。
優しいリトちゃんは、きっとそこでも人気者だね。


クロベエくん、ありがとう

11月6日、私達の大切なお友達、うさぎのクロベエくんが、ママの腕に抱かれ、お月様に旅立ちました。

先日の「りゅうとまりんの健康診断」の記事でも紹介させて頂いたクロベエくんは、我が家と同じ、うさねこ暮らしのにいママさんち(「うさねこな四季日記」)愛息子。2ニャン4うさの大家族の中で、立派に長男を勤める、とってもお利口なクロベエくん。小さな体にたくさんの病気を抱えながら、いつもにいママさんと二人三脚で、頑張っていました。

ウチは、桃の時からかぞえて、うさママ歴6年。う~さんの健康管理の難しさ(捕食される動物ゆえの命のもろさ、コンパニマルとしての歴史が浅い為の医療技術の遅れ等)は、常に念頭にあるし、ある意味で、ワンコニャンコ以上に日々細やかなチェックが必要だっていうことも分かってる。でも、うさママとして、にいママさんほど行き届いたケアができる自信は、正直いって無い…。

にいママさんと知り合って以来、いつもクロベエくんの闘病の様子を見守らせていただいて来たけど、にいママさんの献身的な看護には、いつも頭が下がる思いでした。(当のにいママさんとクロベエくんは、「献身的」という言葉も「看護」という言葉も全然当たらないように、ごく当たり前の日常を愛情いっぱいに過されていただけなのかもしれないけど…)

こんな言い方をすると誤解を招くかもしれないけど、動物好きなら、小さい頃から、多分複数のペットを家族として迎え、見送った経験があると思う。どの子に対する愛しさも、大切さも変わらない。でも、その中には、心のどうしようもなく深いところまで入ってくる子が居る。「家族の一員」を超えた「特別」な存在…。

私達にとって、桃がそうだったように、にいママさんにとっても、きっと、クロベエくんはそういう存在だったんだと思う。まして、愛するお父様が、生前目の中にいれても痛くない程可愛がっていたクロベエくんだもの….。
にいママさんの心中を思うと、切なくて、胸が張り裂けそうになる…。

クロベエくんは、それは我慢強いう~さんだけど、旅立ちの時は、何度も大きな声で鳴いたって…。
その声は、にいママさんの耳には、「まだ逝きたくないよ」って聞こえたって…。
にいママさんの愛情の強さに、涙が止まらなかった…。

クロベエくん、きっと最期に、いっぱいいっぱいママにお話をしていったんだね。「ママ、ありがとう」「ママの子になって良かった」「もっとママのそばにいたかった」そして「ママ、愛してる!!!」って…。

にいママさんちに迎えられた時は、すでに慢性疾患を背負っていたクロベエくん。年齢とともに、あちこち飛び火するようにたくさんの病に襲われていった中での、6年5ヶ月は、本当に立派だと思う。というより、クロベエくんとにいママさんという最強コンビじゃなければ、成し遂げられなかった、愛情深い日々だったと…。
こんなにも激しく、こんなにも優しい闘いを、ずっと見守らせていただいた私達は、クロベエくんとにいママさんの友達でいられたことを、心から誇りに思います。

クロベエくんのケージの前にお布団を持ち込み、心臓が締め付けらような想いで、もう長いこと眠れない夜を過ごして来た、にいママさん。
今は、ゆっくりと想い出にひたりながら、お体を充分やすめて下さいね。
そして、マーくん、ミーくん、グーちん、ムーちん、チビちん….にいママさんの頼もしきナイト達。その明るさで、ママを元気づけてあげてね。

クロベエくんは、今頃、虹の橋で、にっちゃんとすみれおばちゃまに再会して、ママのことを語り合っているのかな…。
クロベエくん、よかったら、ウチの桃のボーイフレンドになってあげてね。ちょっと気が強いけど、とってもいい子だから。

桃のこととも重なってか、昨日クロベエくんの訃報を知ってから、なんだか心にぽっかりと穴が空いてしまったような感じで、しばらく何にも手に付かなかったけど….。うんにゃ、そんなこと言ってたらダメダメだよね。にいママさんとクロベエくんに嫌われちゃう(;´▽`A。
楽しいことが誰より好きな、にいママさんとクロベエくんだもん。
私達も、頑張る。
子供達との日々を、もっともっと楽しく、ずっと健康で過ごせるように、頑張りますvv。

クロベエくん、にいママさん、大切なことをいっぱい教えてくれて、本当にありがとう…。
大好きなクロベエくんのこと、私達、この先も絶対忘れない…!!!。

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そして、もう一人。私達姉妹の大切な友人が、今、我が子の病魔と闘っています。
これまでご長寿3ニャンコ達を育てて来た、ニャンママ大先輩のたろ~ママ。太陽みたいに明るくて、サービス精神いっぱいのその人柄を、私達はとても敬愛しています。

たろ~ママんちの3ニャンのうち、ちーちゃんとあーちゃんが数年前に天寿を全うし、今は一人息子になったたろ~ちゃん。先月半ばに体調を崩して以来、かなり厳しい状態の時もあったけど、家族の献身的な看護を受けながら、今、回復に向け一生懸命頑張ってます。

たろ~ちゃんの通院の負担を減らすべく、たろ~パパは、自ら自宅で点滴をしてあげてるんだよね…(;_;)。痛い思いをさせて申し訳ないって、涙をうかべながら点滴をうつたろ~パパ。少しでもたろ~ちゃんが楽なようにって、いろいろ工夫して、お世話するたろ~ママ。普段あれだけ明るい方だからこそ、心から笑えなくなってしまったたろ~ママの心中を思うと、本当に切ない…。

捨てたり、虐待したり….動物の命を軽々しく扱う人達に、たろ~ママやにいママさんファミリーのことを知ってほしい。
命の重さを知ってほしい。
「命」っていうのは、こういう風に守るんだよ…!!!!(>_<) たろ~ママ、今日もたろ~パパと力を合わせて、たろ~ちゃんを見守っているんだろうな..。 私達も、ここから、たろ~ちゃんに心からの応援を送るね。 たろ~ちゃん、頑張れ、頑張れ、頑張れ...!!!!! 絶対に元気になるって信じて、私達も、祈り続けるよ。 そして、今、病気と闘ってる全ての子達が、一日も早く回復しますように...。 胸を痛めながら子供達を見守っている全ての家族の元に、一日も早く安堵の笑顔が戻りますように... 。